昨日は義父の命日でした・・・丸5年経ちました

それは突然のお別れでした

人の世話ばかりしてきて 誰の世話にもならないまま

人に弱さをみせぬまま

潔く逝ってしまいました


親分肌の義父らしい 人生の幕の降ろし方に

あっぱれという感じでした


(突然すぎて その後まわりはとても大変でしたが・・)


その年のお正月に駅まで孫たちを迎えにきてくれた時の

とても嬉しそうだった顔が今でも忘れられません




当時 退職を迷っていた私ですが

この時の義父からポンと背中を押されて決断しました


それからの5年


私の人生も暮らし方も大きく変わったこの5年です




昨夜 遅く 「疲れた・・・・」と深ーーいため息と共に

失望感に包まれて 帰宅した夫


「今日お義父さんの命日やな」と言うと


「ああーそうか・・・・・」


その失望感の救いにはならないけれど

少し思いが広がると 若干 気の重さがましになるような


子育てを終えようとしている今

その子育ての難しさに 夫婦で直面しているところです


「何が悪かったのかなあ・・」と自問をくり返しておりました


いろいろなことが うまくいかないことだらけです

でも そんなこんなが 人生なのだろうな




この陰陽入門の手引き書を今面白く読んでいます


(以下 ほんの一部 抜粋)


この世の中の全てのものは

反対のものが一つとして存在している


昼と夜、夏と冬、男と女、動物と植物、暑いと寒い、

重いと軽い、広がると縮む消極と積極、空間と時間、

精神と肉体、愛と憎しみ、生と死、戦争と平和 

など限りなく


これらはお互いになくてはならないもので、

片方があるからもう片方も存在するということです


陰陽の原理は、食物、社会現象、経済、政治、物理、

科学、医学、精神・・・・とあらゆるものに

「宇宙の法則」として当てはまることがわかります。


ですから、どの宗教の聖典にも「調和」が大切であると

説いているのです。

陰性に片寄らず、陽性に片寄らず常に中庸になることに

努めることが大切なのであり、

このことを「道」を極めるといいます。

そのバランスの象徴を形に表したものが、

あらゆる宗教のシンボルです。


十字架はキリスト教のシンボルですが・・

・・(略)・・つまり人間は有限界(物の世界)へ降ろされて、

肉体という入れ物の中に磔にされて、魂を高めるために

苦悩したり、煩悶して学ぶことを繰り返し、

すべてを悟った時に無限(永遠)の世界へ

到達できるという象徴なのです。




なるほど なるほどの陰陽の原理

少しずつ学んでいきたいと思っています


マクロビオティックの世界・・・奥が深そうです


(写真はいつぞやの「ライフギャラリー花」さんの

           マクロビランチプレートです♪)