与えられたものをどう使いこなすか「自分の仕事を通して完成に達する」BG18-45~48 | アナンのブログ

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インド哲学『バガヴァッドギーターあるがままの詩』に出会って15年。ギーターに書かれている人生哲学のエッセンスをお伝えするブログです。

こんばんは!
アメブロ連続27日目の記事です。

我が家の実家では今日はもちつき。
おもちをお腹いっぱい食べて苦しいです。 (-_-;)
おもちって、食べたあとにお腹で膨れるから余計。
そして、昨日の夜は娘ちゃんとスライム、
今日は娘ちゃんとスイッチのマリオパーティを
やりました。

私にできるかぎり、

できるだけ楽しむよう、

心がけました。
ママ、娘ちゃんとの時間、
作れています!

さて、以下、昨日手に入れた本からの引用です。

It is less important what one has than what one does with what he has.

重要なことは、人が何を持って生まれたかではなく、
与えられたものをどう使いこなすかである。


『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』小倉広著

クリシュナもインドの古代教典バガヴァッドギーターのなかで、
兵士アルジュナに対し、
自分が持って生まれた性質を活かして、
自分の義務を遂行するように言っています。

自分が与えられたもの、与えられた知性、与えらた環境、
与えられた性質を使って、
何をするか
が重要であると
いうことですね。

『バガヴァッドギーター』
18-45
自分の性質に応じた仕事をすることにより
誰もが完全になることができる。

どのようにしてそれが可能なのか
私の語ることに耳を傾けよ。

18-46
万物の源であり
あまねく遍満する主を崇拝することによって
人は自分の仕事を通して完成に達することができる。 


18-47
他人の仕事を完全に行うよりも
たとえ不完全でも自分の仕事を行うほうが良い。
自分の性質に応じて与えられた義務の遂行は
決して罪の反動を受けることがない。

18-48
火が煙に覆われているように
いかなる努力も何らかの欠点に覆われている。
クンティーの子よ
ゆえにたとえ欠点に満ちていたとしても
自分の性質から生じた仕事を投げ出してはならない。

上記は、
バガヴァッドギーターの最終章である18章より、
クリシュナがまとめている結論の部分のうちの連続4節です。

どんな努力も、
何らかの欠点に満ちている。

そう、完璧に見える、
あの人も、
この人も。
人はみ~んな、
欠点はあるんです。
私たちは、
そういうふうに作られている。

だから、
自分の欠点にクヨクヨしなくて、
大丈夫。

そういわれると、
ちょっとほっとしませんか。
そうです。
不完全でも決して
あきらめることなく、
自分の性質を最大限に活かして、
自分の仕事、
自分の義務、
自分に割り当てられたものごとを
やり続けましょう。

そうすればおのずと

自分が望んでいる方向に
道は開ける!ということですね。


今日も読んでくださって
ありがとうございました。