モメタゾン

 私は幼い頃から鼻が弱く鼻をかみ続ける人生。なのでヨガを始めた30才の時からヨガのクリヤー(浄化法)のジャラ・ネーティー(鼻うがい)を43年間欠かさず続けてやっています。そして。

 今年の夏も猛暑が続きましたので家では24時間エアコンをつけっぱなし、その為か朝目覚めますと喉はカラッカラ、そして起床後1時間は鼻水が滝のように出ますし喉はイガイガで一日中咳払いが続きました。ところが秋になりましても症状は続き、しょっちゅう咳払いをするものですからうちの人からうるさいと指摘され、背中を押されて耳鼻科を受診する事にしました。鼻の奥に腫れを感じますし喉のイガイガも変、何か悪い物が出来ているかもしれないとの不安も有りまして。

 この耳鼻科はいつも混んでいて予約を入れて行っても最低40分は待たされるのですが今回は1人も待たずすぐに呼ばれます。患者も先生もコロナにびびっていますね。診察台に乗ってマスクを取りますかと聞きますと「まだ良いです」。そして事の次第を細かく説明しますと「マスクを取って下さい」と言われ、鼻の奥と喉を調べてくれました。鼻にも喉にも炎症は無いそうで、モメタゾンと言う点鼻薬を出してくれました。

 帰宅した夜のお風呂上がりに、言われた通りに左右の鼻孔にモメタゾンを2噴射ずつしますとあら不思議、翌朝目覚めますと霊験あらたか(効験わかちこ?)、鼻水は止まり喉のイガイガも無く咳払いも出ません(少しは有るけれども効果抜群)。

 このモメタゾンと言う点鼻薬(以前はナゾネックス、その前はネーザルと言う名前でした)は以前から貰っていたのですが、おまじないのように気が向いた時に1噴射だけしていたので効き目が無かったようで、先生の言う事はちゃんと聞かないといけませんね。そして悩ましかった日々は嘘のように過去へと過ぎ去って行きました。

 ここで確認

 調子が悪い時には病院へ行って薬で治しましょう。ヨガは病院では無く、あくまでも自己の探求で有ります。

 人間は過去の記憶と今の観察とで出来ています。今の観察も大事ですね。

 心と身体と環境世界とは同根でひとくくり、身体の不調は心を不調にします。