NHK「病の起源 うつ病」 なぜ人はうつ病になるか?から。
うつ病になっている人は脳の扁桃体が活性化しすぎているらしい。そのため常にストレスホルモンが出続けるような状態になってしまうという。扁桃体の暴走。
それが、5億2千万年前に誕生した魚の研究から明らかになってきたという。
生物の進化の中で、魚類の段階で獲得した脳が敵からの危険に対処するためにあった扁桃体の働き。つまり最も古い脳の反応が扁桃体にはあるそうだ。そしてそこがうつ病に関係している。
恐怖体験がこの扁桃体を活性化し、扁桃体の働きによってストレスホルモンが分泌されるのだが、過剰に分泌されることによって脳細胞に影響が出て、脳が委縮してしまう。
詳しくはやはり番組を見てほしいんだけど(番組ではうつ病のメカニズムをていねいに解説しています)、番組に出てくるアフリカの原住民たち(ハッザの人達)には、うつ病はないらしい。
研究者が彼らにアンケートを取っている場面があったのだが、みんななんともしあわせそうな顔をしていた。ブータン的幸福度で言ったら100%幸福って感じ。
そして彼ら部族の決まりは、獲った獲物は必ず平等にみんなで分ける。ということ。
どんなにお腹がすいていても自分だけたくさん取ったりしない。と言っていた。
そしてここからがへぇーっ!なのだが、彼らのような狩猟採集民族はうつ病にならないんだそうだ。
人間がうつ病になりやすくなったのは、メソポタミア文明のころから。それってシュメール文明じゃないですか。
人間が狩猟採集生活から農業へと生活様式が変わり、その結果持ちうるものを平等に分けるのがあたりまえの生活から、蓄えを持ち始め貧富の差ができ、主従関係ができたことによるというのだ。
つまり文明が始まったから。
実験をしてみると、人は自分が損をする時はもちろん、得した時にも扁桃体からストレスホルモンが多く出る。平等だと思った時にはあまり出ない。
どんなにお金持ちで人より得をしていても、常に不安でそのためにもっと富が欲しくなる。いくら富があっても満足しない。ますます不安になるのは、こんな人間の生理的な本能だったのか!
人と比べて競争して、人より多くを獲得してもストレスホルモンにさらされる。つまり安心できないってこと。
番組では原住民にうつ病がいないのは、自然とともに健康的な生活をしているから。というとらえ方ではなく、常に平等に分配しているから扁桃体からストレスホルモンが過剰に出すぎる状況が起こらないから。というとらえ方になっていました。
だから狩猟採集生活で、平等に分け合うのがあたりまえの社会ではうつ病になりにくいし、みんな安心で幸せなんだ。
原住民は、「朝起きたら、幸せ。起きただけで幸せなんだよ。」って笑顔で言ってた。もうひとりの女性は「夜、横になったらすぐに眠れる。眠れなかった事なんてない。」って言ってた。ストレスのない生活がここにある。
人間って、なんとか人よりいい思いがしたい。平たく言えばお金持ちになりたいっていう欲求が基本的にあると思ってたけど、人よりお金持ち(平等じゃない)ってことが生理的にストレスをまねいていたなんて。
扁桃体の働きって…。
縄文回帰って風潮がスピ界ではあるけど、「縄文時代」がすばらしかったのは狩猟採集生活で、みんなで平等に分配してたから、争いもなくストレスも少なく平和だったってことなのでしょう。
縄文時代にすでに稲作が行われていたようですが、狩猟採集生活でなくても平等に分配するっていうことがポイントなんでしょうね。
番組で出てきた原住民は20人ほどの集落でした。
けれども集団が大きくなり、村・町・国へと発展すればするほど、貧富の差が大きくなりピラミッド
型の支配が必要というか始まってくるんだなー。
隣人を愛せ、とか兄弟姉妹のように、とか「愛」に関して語られるけど、狩猟採集時代の小規模な集落では当たり前の事だったのかもね。
そして農業やシュメールの都市のようなものができてくることによって、いわゆる文明は発達したように見えたけど、波動は徐々に下がっていったとも考えられます。
でもうつ病の研究者から、メソポタミア時代からうつ病になりやすくなった。っていわれると、あのシュメールの神アヌンナキの登場を考えてしまう。
人間が平等に分配することができなくなったのは、アヌンナキの思想が入ってきたからなんだろうか?
アヌンナキが人間を競わせ、アメとムチで恐れによって支配する中で、分断され、洗脳され、ピラミッド構造が導入されたのか。
シュメール神話でシッチンなどが言うように、アヌンナキが人間を金鉱山発掘のために使役したとしたら、それまで狩猟採集で小規模の集団で生活していた人間たちを、大量に一か所に集め、食糧を賄い効率的に働かせ、統率するために都市のような仕組みが必然的に必要だったのかもしれません。
システムの問題。
今、地球レベルでシステムが変わる時がやってきています。
古いシステムが崩れ去り、新しいシステムが必要なのです。
あの原住民の生活にヒントがあると思いました。これは今までの自然に帰れというのとも違います。だって扁桃体の生理現象なんだもん。生物としてのメカニズム。
扁桃体がストレスホルモンを過剰に発生させない生活。
お金なんて、もろに扁桃体が作動するためのシステム。損するか得するかをはかるためのものですね。
だから、お金のいらない世界。
そしたら朝起きて一日が始まるってだけで幸せ。そして原住民が言ってたこと
「明日の事?明日が幸せかなんて、明日にならないとわからないよ。」と大笑い。
人は過去の事を思い出して不安になり、明日のことを考えて不安になる。とはまさにこの事。
あなたはどんな時に自分に価値があると思いますか?と聞かれたら
「私がうちにいることでみんなが助かってるから、私は必要とされているんです」と言ってました。そこにほんの少しの疑いもない。
狩りをする人は狩りをする。狩りがうまい人もちょっと下手な人もいるけど、みんなで力を合わせて獲物を追い込まなければ狩りはできない。
家では子供を育て、帰りを待っていてくれる人がいる。自分の役割がある。
不安とか自己価値ってイエロー・ゴールドの領域の課題。第3チャクラ。彼らはこの領域が健全なんです。
なるほど恐怖(イエロー)が扁桃体の働きに関係してるっていうのも繋がってきますね。
ただこれは狩猟採取によって、細々とでも食べ物に恵まれる環境があってこそ。
氷河期など厳しい環境を乗り越えるときに、危機的な場面を迎えた人間が文明を必要とし、望んだという面もあったのかもしれません。そんな危機的状況を知恵と知識(イエロー・ゴールド)を駆使して乗り切ってきた人間。
天変地異のようなカタストロフィーが来た時、全てを失って生き残った者たちでなんとか食いつなぎ、小さな集落ごとに身を寄せ合い生き延びようとするとき、人間は厳しい状況の中にあってもなぜかホッとしてあの原住民たちのようなシンプルな生活の中で、笑顔を取り戻し、幸せを感じる毎日を送るようになるのでしょうか?
そのようなカタストロフィーを迎えなくとも、自ら「お金がない世界」のようなシステムへと移行して行きたいものです。