ずっと外資に勤めていたため、お盆休みのある会社での夏は初めてだった。
母たちとゆったり過ごすことが出来て、本当に良かった。
休みが終わるのは一瞬のことで、本日はまたありがたいことに多くの仕事が待っていた。
昨日は用事もあって出かけた帰り、大山商店街と池袋に寄ってきた。
長い商店街が有名だったので、一度見てみたいと思っていたのだが、商店街の中間ぐらいは工事中だった。
みると「再開発」反対のメッセージがあちこちに。
なぜ誰もうれしくない再開発をあちこちで行うのか、、、
昔の街を残そうという心意気がみられないのは悲しい限りだ。
そこにあった細長い奥行きのある本屋で終戦について考えるにあたって一冊の本を買った。
ものすごく大きな本屋でないが、岩波やちくまの本が置いてあるのはいつも好感がもてる。
タイトルは「真珠湾の代償」、
ありがちな学校の授業なのだろうか。歴史の授業で最後のほうはものすごい速さでスキップしていくため、本当に情けないことだが曖昧な理解でしかなくて、終戦がどのように運ばれていったのか、よくわかっていない。
ただ認識を新たにしたのは、アメリカもソ連も敵ではあったが、なぜ日本はソ連と和平交渉をしようとしていたのか、、そこがわからない。
この本は、当時の外交官加瀬俊一についての本だが、それ以外の周辺の様子も書かれている。
ただ話があちこちに飛ぶので、私のような知識不足の人間には、何回か読まないと当時の国際関係が見えてこない。
彼自身は終戦後も長生きされて、101歳までご存命だったようだ。彼自身がいろいろ手記を書いているので、そちらを読む方がよいのかもしれない。
また、彼の息子の英明氏がGoogleで出てきたが、なんとイスラエルとの結びつきがとても強かったようで、(元安倍首相も)ますます混乱してきた。
今日も、教育のこと、科学のこと、さまざまなことを考えたが、また明日に備えなければ。
何か明日にはこの本の感想が書けるぐらい理解ができればと思う。
たいしてきちんと料理しなくても喜んでくれる夫に今日も感謝しています。
そして、80代の母に優しくフランス語を教えてくれることにも。