ボーカルは、ある意味媒体に近いと思う。

メンバーにもお客さんにも、何らかの共感…違うな「共有」?(他に上手い言葉が見つからない)を与える歌を歌う事ができれば、その歌を表現できてるって事だと思う。

お客さんが赤色でバンドが青色ならば、真ん中に居るボーカルの、身体の一部は赤色で青色で紫色に見える。

例えば一曲毎にグルグル染まりながら、元々持つ真っ白な部分は失わない。ユニゾン斎藤さんはそんな感じがする。

エゴの塊では無く、捧げるような歌と、ぶれない立ち姿がある。

そして続けて行けば行くほど、もうそのボーカルが歌っていれば、もう成立しちゃう時がやって来る。

ボーカル自身は努力し続けているのに、こちら側は「ああ、あの人が歌うのならば。」と安心して聴く様になる。安心して、尊敬したり大好きになる。

それはボーカルとしての信頼を勝ち得た証だし、同時に、(これまでだってそうやって来たけど)本当にもう裏切れない、もう逃げられないという覚悟の固め時になると思う。

て考えてると、やっぱりボーカルの役割もしんどさも大きいな。ステージの上は、果たして孤独か?

強くて柔らかくて、不思議な存在だな。