こんにちは。アナなるドットコムの加藤暁です。
アナウンサー試験では、カメラテスト
があります。
「カメラテスト」という響きだけから考えると、
カメラ映りがどうか みたいな風に聞こえますが、
ただカメラの前で どう映るかを試すだけのテストではありません。
よく自分の映り方
ばっかり気にしている学生さんを見かけますが、
モデルではないので、きれいに映ればそれでいいというものでもありません。
もちろん自分の持っているものより悪く映るのはもったいないので、
多少の研究はしたほうがいいかもしれませんが。。
カメラテストは、カメラの前でいろんな課題をこなしてもらいつつ、
カメラを通してどう見えるか、
またはカメラの前でどうふるまえるか、
そして一番大事なのは、どんな個性を発揮してくれるか。
そのうえでまとめてしゃべれるか、時間感覚はどうか、などを見ています。
いろんな課題。
代表的なものは、フリートーク
です。
よくあるのは、お題を与えられ、ほんの少しだけ考えて、1分程度それについてしゃべってもらうというものです。
お題は、「白」「テーブル」「財布」など漠然としたものから「ロンドン五輪」「自民党総裁選」など時事的なものまでさまざま。
アナウンスカレッジGPLUS
だけでなく、どのスクールでもフリートークは練習しますが、
教えていて感じるのは、アナウンサーになりたいのに世の中の動きに敏感でないということです。
漠然としたテーマをしゃべる場合はそれなりにこなせても、時事系の話題を話してもらう場合、引き出しがあまりに少ないということです。
また 出題者の意図を汲んで話せていないこともしばしば。
先日「東京」というテーマで話してもらいましたが、
誰もその日にグランドオープンした東京駅丸の内駅舎、大正時代の開業時の姿に生まれ変わった東京駅の話題には触れませんでした。
「東京駅」とテーマにすれば、気が付いた人もいるかもしれませんが、常に最新の話題に敏感ならば、ぴーんと勘が働いたはずです。
もちろん別の話をしても間違いではないのですが、
その勘の働かせ方こそが、アナウンサー的であり、
そこに、「実は今日私も見てきたんですが」という話も加われば、
アナウンサー的な野次馬力と行動力のアピールにもなります。
そのうえで自分の見方や違った発想を加えたフリートークができれば最高です。
どうしても自己アピールとかに悩んで、そこから先に進まない人が多いですが、
それをやりながらも、世の中の話題には常に敏感になっておきましょう![]()