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さて、先日NHKの筆記試験が行われましたね。
一般教養とか英語はいつも通りとして、今年の論術のお題は(放送総合の受験者への)
「○○の責任」
○○には好きな言葉を入れて、社会に対して提言するというもので60分800字でした。
NHKの場合は「作文」ではなく「論述」と呼びます。
名前というのは、選考意図を表わすもので、「論」じるわけですね。
今年のテーマは、いかにも論じてくれって感じですが、2007年は①花見の風景②新聞の上の携帯電話、どちらかを選び発想したことや考えたことを論述するというものもありました。
テーマによって、発想力を見たいのか、論理的思考を見たいのか分かれるような印象ですが、「作文」というと大体テーマ自体も抽象的なことが多く、発想力を見ることが多いようです。民放はこういったものの方が多いですかね。
アナ試験ではどれくらい作文・論文は重視されるんでしょうかね?
マスコミでも新聞や出版など「書く」ことが求められる職業は、作文・論文は当然重要です。しかも新聞は論理的思考、出版の中でもやわらかめのところは発想力、 そのあたりをチェックします。
NHKなどは印象として、新聞社の試験にも似ている気がするので気は抜けませんが、民放各局は、作文の試験が出てくるのは何度か面接を行った後ですし、重視していないとはいいませんが、ある程度の文章が書ければいいのではないかという気がします(あくまでここは個人的な感想ですが…)。
もちろん支離滅裂だったり、誤字脱字ばっかりはまずいですけどね。