告白と一緒。自分の言葉で想いを伝えよう。 | アナウンサーになるには~アナなるドットコムBLOG

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4月が近づいてます。


新しいことがスタートする時期です。


こちらの就職活動についてのブログたち を見ても就職活動塾をうたうサイトも数多く見られますが、就職活動関連のスクールや講座に通う人も多いでしょうね。頑張ってください。


僕はアナウンススクールは通っていなかった人ですが、就職活動のときは作文講座だけは受講しました。


といってもたった1回(笑)


しかも「色」というタイトルで作文を時間内に書いて、あとで添削されたものが戻ってくるというだけのものですが…


受講した理由は、単に作文が大の苦手だったということと、時間内に書ける自信がなかったので、一度経験をしておこうというだけです。


ただ一度でも経験をしておくというのは大きいもので、大学2年生のときにとあるFM局のDJオーディションみたいなのを受けたことがあります。


このオーディションではがちがちに緊張して過呼吸気味になり、言葉をうまく発することすらできませんでした。


しかし自分はこういう場ではこんなに緊張するんだということを学んだことで、逆にあんな状態になることはまずないなと思えるようになり、翌年の就職試験では全く緊張することなくしゃべることができました。


自分の精神状態を知っておいてコントロールしていくということは本当に大事なんだと思いました。そういった面でも模擬面接などを受けておくのはオススメかなと僕は思っています。



ただ模擬面接で受け答えに対するテクニックを学んでおいたほうがいいとは僕は思いません。


自分のことをしっかりわかっていれば、また、なぜこの仕事に就きたいのか、などなどとことん考えていれば、受け答え自体はそんなに難しいものではないと思うのです。


実際、僕自身も、考えておいたのは自己紹介ぐらいで、あとは聞かれたものに対してただ自分の思っていることをしゃべっただけでした。


よくある面接質問集なんて、これを見てどうするの??というものばかりです。


いちいち答え方を考えていたら疲れちゃいます。


実際、面接官に聞くと、


よくある答えをしても、そのあと突っ込んで聞いたら、考えている人は自分の言葉で返せるけど、そうでない人は詰まってしまうそうです。

聞かれそうなことに対して質問を用意するのでなく、


自分がアナウンサーになぜなりたいのか、

アナウンサーとして何をしたいのか、

どんなアナウンサーになりたいのか、

ある番組についてどんな意見をもっているか、

放送業界についてどう考えているか、


などなど


本気でいろいろと考えていれば素直に自分の言葉で返せるはずです。


そしてその言葉こそが相手の心に響きます。


きれいにしゃべろうとか思わずに、「想いを伝える」という感覚で臨みましょう。


そのためにも試験まで時間のあるこの時期に「なぜ、自分はこの仕事じゃなきゃいけないのか」について十分考えを深めておきましょう。