いろんなところで紹介記事を読み、気になっていたので
私も読んでみました。

「時間がない」から、なんでもできる!/サンマーク出版

¥1,512
Amazon.co.jp

著者の吉田穂波さんは、産婦人科医であり、3人の子供を連れて夫と共にアメリカへ留学。
(しかも3人目は生後1か月!!)
2年間の留学生活を経て帰国し、現在は5児の母で、ワーキングマザーという驚きの経歴。

いったいどれだけスーパーウーマンなんだろうと思いつつ、読み進めてみると
本人いわく「元落ちこぼれドクター」だったとか。
またまた謙遜を~と思ったけれど、本書のエピソードを見るとあながち嘘ではないかも!?
とも思ったり。

以下、印象に残った部分などを紹介。


•忙しい時に限って机を片付けたくなるように、時間ない時ほど「やりたい!」というエネルギーが最も湧く。

•全ては同時並行で進めた方がプラスの面が大きい。

•親が熱心に勉強している姿を子供に見せることは「勉強しなさい」のひと言より何倍も効果がある。

•期限があるから加速できる。締め切り直前の馬鹿力は自分の限界を押し上げてくれる原動力。

•母親が家事をやるのはあたりまえ、手を抜くなんて、母親失格ーそんな誰かの常識に縛られていたことに気づいた。誰かの常識を捨て、もっと基準を下げたマイルールを持つことで、どんどん人の力を借りられるようになった。

•イライラした原因の一つは、夫と自分の負担を比較していたこと。互いの持ち分を減らして外注することで、気持ちもグンと楽になる。

•最初の一歩には大きなエネルギーが必要だが、そのあと、それを続けて行くときは慣性の法則と同じように、小さなエネルギーしかかからない。

などなど。

この本を読んだのは育休からの復職直後で、とにかく毎日バタバタで疲労困憊。
できる限りの手抜きを誓ったにも関わらず、完全にキャパオーバーでどうしたものかと
悩んでいる矢先だったので、本書を読んで下した結論はというと…

週1回のばーば召還!@妖怪ウォッチ風

であります。

そして、実際お願いしてみるとこれが威力絶大!

ばーばには毎週水曜日に来てもらうことにし、その日は届いた生協の片付け、掃除、料理、食器洗い、洗濯物畳み、子供のお迎えなどをお願いしてます。
(やってほしいことは、メモを机に置いておく)

仕事で疲れて帰宅し、ドアを開けると、
美味しそうな夕飯の香りが漂い、部屋がピカピカになっていると、もうそれだけで泣きそうなくらい幸せ。

世の殿方よ、これは日頃、お宅の奥様が並々ならぬ努力を重ねた結果なのですよ!
と声を大にして言いたいくらい。
(いや、我が家は例外なんで小声でも言えないですがw)

とにかく、週の中日にこんなご褒美デーがあるお陰で、週末のストックが尽きた週初めも、疲れの溜まった木、金曜日もなんとか乗り切れそうです。

夫や子供にも優しく接する余裕が生まれてきたしね。

とはいえばーばが近くにいるのも期間限定なので(実家は遠方)、いつまで来てもらえるかは不明ですが、その時はケチったり躊躇する事なく、家事代行サービスをお願いしようと心に誓ったのでした。

そんな一歩を踏み出させてくれたこの本、ワーキングマザーなら一読の価値ありかと思いますよ♪