かっこうの親 もずの子ども/実業之日本社

¥1,680
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(内容紹介:amazonより)
幼児向け雑誌の編集部で働く、シングルマザーの統子。
子どもを保育園に預け、シッターの協力を得ながら、仕事と育児を両立させている。
4歳の息子・智康は、夫・阿川の希望もあり、不妊治療の末に授かった子どもだ。
産後、すべてが順調かにみえたが、ささいな喧嘩をきっかけに、阿川と統子は離婚に至った。
予定通りには進まない仕事、智康の突然の病気、実母との気持ちのすれ違い、
園でのママ友との人間関係など、統子に悩みは尽きないが、日々を全力で過ごしている。
そんなある日、統子は旅雑誌のグラビアページに智康とそっくりの、双子の少年が載っているのを見つけた。
それをきっかけに、統子と智康は、五島列島・中通島へ向かう……。
生殖医療、保育園問題など、出産と育児にまつわるテーマに切り込みながら、子どもへの愛と命の尊さを描ききる。

この本を読み終えたあと、無性に我が子が愛おしくなり、ぎゅーっと抱きしめました。

本書に出てくるエピソードの数々。出生までの経緯、シングルマザーの苦労、ママ友との人間関係、母親との距離感、子供のトラブル、出生前記憶…。
構成上やや特殊なエピソードもありますが、多くは深く共感できるものもあり、また経験はないけども想像がつくものもあり。
子供を育てている中で出会い、感じるリアルな世界がそこには描かれています。

とにかく読んでいるといろんな感情が渦巻き、まだ自分の中で整理できてないですが、一つだけはっきりしていることは…

怒り、悲しみ、喜び、様々な感情を抱え、怒涛のごとく過ぎて行く日々の中に幸せがある。それを流れゆくままにせず、しっかりとつかんでおきたいということ。

子育て真っ最中の人、そしていずれは親になるであろう全ての人に捧げたい一冊です。