昨日は脱毛による頭皮の引きつり感で頭が痛くてなんとなく起きる気になれず、一日中ベッドでゴロゴロしていました。
私にしては珍しく食欲もなかった。
そして今日もなんとなく怠くてベッドから出れないでいると、実家のパパから電話があった。
普段ほとんど電話などして来ないので
嫌な予感がしました。
『オメちゃんが死んじゃったよ…
今病院から電話があって…』
めちゃめちゃ悲しそうな暗い声で…
急に心臓発作が起きて病院に連れて行ったけど一時間ほどで息を引き取ったそうです。
実家で飼っているポメラニアン。
正式な名前はオメガといいます。
買ってきた弟がつけた名前です。
最初は変な名前~と思いました。
弟とお嫁さんがいつも行くペットショップにずっと売れ残っていて気になってたんだって。
ペットショップの店員さんに
『イイ子なんだけどね~、安くするからどう?』
と言われて買って来た子でした。
当時はまだ私も弟も結婚していなかったので実家暮らしでしたが、ある日家に帰ると、リビングに見覚えのないサークルが置いてあり、
その中に一匹のワンちゃんがいました。
弟は両親にも私にも相談なく勝手に買って来たのです。
その時はもうビックリしたのなんのって。
もちろん犬を飼うのも初めてでした。
でもみんなすぐに慣れてそれから私たちの生活は変わりました。
本当に可愛くて可愛くて…
会社から疲れて帰って来てもフワフワのオメちゃんを触ってるだけで癒された…
少なくなっていた家族の会話もオメちゃんのおかげで増えていたと思う。
特に両親は溺愛し毎日一緒に川の字で寝ていた。
犬ってあんなにお腹をみせてイビキをかいて寝るものなの?とビックリしたけど、その安心しきって寝ている姿が微笑ましかったんだ…
そのうち、両親は誰もいない家に置いておくのが可哀想で仕事先のお店にも自転車のカゴに乗せて毎日連れて行くようになった。
飲食店だから店の中には置いとけないので、店先の棚に段ボールを置いてその中で過ごし、看板犬のようになっていた。
そして通りがかりの人の目にとまるようになり、一年中サマーカットのオメちゃんは柴犬に間違えられながら
『可愛いね~』といつもナデナデされていたんだ。
飼い主側の心理としてはみんなそれがすごく嬉しかった。
でもそれがストレスとなり体の毛がだんだん抜け、そのうち生えなくなっていた。
ごめんね。
もっと早く気づいてあげられれば良かったのに…
そのうち私は結婚して引っ越したのでオメちゃんと会えるのは実家に帰るときだけ。
しばらく実家に帰れなくて久しぶりに
帰った時でも今までと変わりなくシッポを振って来てくれたね。
だから術後、しばらく実家で療養していた時はまた一緒にいれる時間が増えて嬉しかった。
思えば私の卵巣の異常を知らせてくれたのもオメちゃんだった。
ある日、寝ている時オメちゃんにお腹を踏まれたの。
その時、『なに?この感触?圧迫感?』と思った。
それから何度も踏まれる度にそう感じていたけど痛くはないし、病気の知識もないしバカな私は放っておいたんだ。
教えてくれてたんだよね、オメちゃん…
2.3年前に体調を崩した時に獣医さんから心臓疾患もあるって言われていたし、最近、実家に帰る度に歩き方もヨタヨタしていて昔ほどの元気さもなくなってきていたから心配はしていたんだ。
二週間前に会ったばかりなのにさ、
まだ10歳、お星様になるにはちょっと早過ぎるよ…
あれが最後になるなんて…
もっといっぱい遊べばよかったよ、
もっといっぱい戯れたかった。
体調はすぐれなかったけど、
いてもたってもいられず、お花屋さんでピンクの薔薇を買って実家に帰った。
自宅に着くとオメちゃんはソファーに
寝かされていた。
本当に死んじゃったの?
ただ寝てるだけでしょ?
そんな感じだった。
触るとまだほんのりと体温が残っていました。
何度も何度も撫で続けました。
オメちゃんの隣りに座ってるパパが
『おーい、オメく~ん。起きてくれよ~…』
となんとも切なげに話しかけているのを見て涙が込み上げてきました。
弟夫婦が来るのを待ってオメちゃんを箱に入れました。
中には、大好きだったパンダのクッション、大好物だったサヤと言うドッグフード、田舎にオメちゃんを連れて行った時、庭でみんなで撮った写真を入れ、まわりを薔薇の花で埋めつくして。
オメちゃん、苦しくないかな?
突然の知らせだったからまだ死んじゃったという現実が受け止められなくて…
でもそんな作業をしているとだんだんと現実を突きつけられまた涙がこぼれる。
オメちゃん、ウチのコで幸せだったかな?
私はたくさんの幸せをもらったよ。
本当にありがとう
これからはお空から見守っててね
これが生前最後の写真になっちゃった
iPhoneからの投稿
私にしては珍しく食欲もなかった。
そして今日もなんとなく怠くてベッドから出れないでいると、実家のパパから電話があった。
普段ほとんど電話などして来ないので
嫌な予感がしました。
『オメちゃんが死んじゃったよ…
今病院から電話があって…』
めちゃめちゃ悲しそうな暗い声で…
急に心臓発作が起きて病院に連れて行ったけど一時間ほどで息を引き取ったそうです。
実家で飼っているポメラニアン。
正式な名前はオメガといいます。
買ってきた弟がつけた名前です。
最初は変な名前~と思いました。
弟とお嫁さんがいつも行くペットショップにずっと売れ残っていて気になってたんだって。
ペットショップの店員さんに
『イイ子なんだけどね~、安くするからどう?』
と言われて買って来た子でした。
当時はまだ私も弟も結婚していなかったので実家暮らしでしたが、ある日家に帰ると、リビングに見覚えのないサークルが置いてあり、
その中に一匹のワンちゃんがいました。
弟は両親にも私にも相談なく勝手に買って来たのです。
その時はもうビックリしたのなんのって。
もちろん犬を飼うのも初めてでした。
でもみんなすぐに慣れてそれから私たちの生活は変わりました。
本当に可愛くて可愛くて…
会社から疲れて帰って来てもフワフワのオメちゃんを触ってるだけで癒された…
少なくなっていた家族の会話もオメちゃんのおかげで増えていたと思う。
特に両親は溺愛し毎日一緒に川の字で寝ていた。
犬ってあんなにお腹をみせてイビキをかいて寝るものなの?とビックリしたけど、その安心しきって寝ている姿が微笑ましかったんだ…
そのうち、両親は誰もいない家に置いておくのが可哀想で仕事先のお店にも自転車のカゴに乗せて毎日連れて行くようになった。
飲食店だから店の中には置いとけないので、店先の棚に段ボールを置いてその中で過ごし、看板犬のようになっていた。
そして通りがかりの人の目にとまるようになり、一年中サマーカットのオメちゃんは柴犬に間違えられながら
『可愛いね~』といつもナデナデされていたんだ。
飼い主側の心理としてはみんなそれがすごく嬉しかった。
でもそれがストレスとなり体の毛がだんだん抜け、そのうち生えなくなっていた。
ごめんね。
もっと早く気づいてあげられれば良かったのに…
そのうち私は結婚して引っ越したのでオメちゃんと会えるのは実家に帰るときだけ。
しばらく実家に帰れなくて久しぶりに
帰った時でも今までと変わりなくシッポを振って来てくれたね。
だから術後、しばらく実家で療養していた時はまた一緒にいれる時間が増えて嬉しかった。
思えば私の卵巣の異常を知らせてくれたのもオメちゃんだった。
ある日、寝ている時オメちゃんにお腹を踏まれたの。
その時、『なに?この感触?圧迫感?』と思った。
それから何度も踏まれる度にそう感じていたけど痛くはないし、病気の知識もないしバカな私は放っておいたんだ。
教えてくれてたんだよね、オメちゃん…
2.3年前に体調を崩した時に獣医さんから心臓疾患もあるって言われていたし、最近、実家に帰る度に歩き方もヨタヨタしていて昔ほどの元気さもなくなってきていたから心配はしていたんだ。
二週間前に会ったばかりなのにさ、
まだ10歳、お星様になるにはちょっと早過ぎるよ…
あれが最後になるなんて…
もっといっぱい遊べばよかったよ、
もっといっぱい戯れたかった。
体調はすぐれなかったけど、
いてもたってもいられず、お花屋さんでピンクの薔薇を買って実家に帰った。
自宅に着くとオメちゃんはソファーに
寝かされていた。
本当に死んじゃったの?
ただ寝てるだけでしょ?
そんな感じだった。
触るとまだほんのりと体温が残っていました。
何度も何度も撫で続けました。
オメちゃんの隣りに座ってるパパが
『おーい、オメく~ん。起きてくれよ~…』
となんとも切なげに話しかけているのを見て涙が込み上げてきました。
弟夫婦が来るのを待ってオメちゃんを箱に入れました。
中には、大好きだったパンダのクッション、大好物だったサヤと言うドッグフード、田舎にオメちゃんを連れて行った時、庭でみんなで撮った写真を入れ、まわりを薔薇の花で埋めつくして。
オメちゃん、苦しくないかな?
突然の知らせだったからまだ死んじゃったという現実が受け止められなくて…
でもそんな作業をしているとだんだんと現実を突きつけられまた涙がこぼれる。
オメちゃん、ウチのコで幸せだったかな?
私はたくさんの幸せをもらったよ。
本当にありがとう
これからはお空から見守っててね
これが生前最後の写真になっちゃった
iPhoneからの投稿