つい先日、ずっと観たかった『3月のライオン』の映画を観てきました!
前編は先月より、後編は4月22日より上映開始です!
今回は感想を、極力ネタバレしないように書こうと思います!
めちゃくちゃいい映画なので、気になった方はぜひ足を運んでみてください!!
私は映画を映画館で観ることがあまりなくてですね…2年半ぶりくらいに映画館で映画を観ました。なんか緊張した…。映画館は池袋のシネマサンシャインです。
そもそも私がなぜこの映画を観たのかというと、それはもう、
原作の大ファンだから!!
羽海野チカ先生の作品がすごく好きなんです。人間味溢れる登場人物に意図せず感情移入してしまい、気づけば虜になっている…素晴らしい漫画家さんです。
そして昨年から今年の3月までNHKで放送されていたアニメも、本当に大好きでした。家族揃って毎週楽しみにしていました。先週金曜日から再放送がEテレで行われていますのでぜひ!私も観てます!!
私が原作を読み始めたのが去年だったので、アニメの進行との相乗効果でずぶずぶとはまり、気付けば『3月のライオンカフェ』に行ったり、
舞台となっている千駄ヶ谷近辺を散策したりする始末。
そんな、私自身が大大大好きな『3月のライオン』が実写映画化するということで、これは見に行かなくては!と思いました。よく「漫画が実写化するのはちょっと…」という意見を耳にしますが、キャストが発表された時点で、ミスマッチはほぼないだろうと確信していたんです!
あと私があまり俳優さん女優さんについて詳しくないし映画も素人なので…その辺の心配はなく楽しめると思ったんですよね。
軽く『3月のライオン』を説明すると…
と羽海野チカ先生が仰っています!主人公・桐山零が将棋を通して様々な人と出会い、成長していく物語、とでも言えば伝わるでしょうか?
さて、前置きが長くなりましたが、感想を!
まず映画の時間が結構長いんですね、2時間以上あります。
でも、全く退屈しなかった。どころか、話が進むにつれて瞬きをするのすら惜しいくらい、入り込んで観ていました。
何がそんなに熱中させるのかなあと考えていましたが、どなたも言う通り、対局シーンの迫力だろうなあと。これも観た方は必ず言うと思いますが、後藤と島田さんの対局。(ごめんなさい私島田さんの大ファンなんです、呼び捨てにはできません)
おやつタイムですら睨み合う、あの緊張感溢れる一戦は国宝にしたい!!戦う棋士たちの気迫がスクリーン越しにも伝わり、こちらも熱い気持ちになります。
一応言っておくと、将棋全くわからない人でも全然問題なく楽しめますよ!!
あと、これも定石の賛辞かもしれませんが、棋士の、和服が、ヤバい。語彙力を失う美しさと色気ですよ。これは観た方がいい。これだけで元は取れます。
宗谷名人、島田さん、後藤の和服姿(それぞれ加瀬亮、佐々木蔵之介、伊藤英明)、
必死に考え、何かを背負って戦う姿がこの上ない眼福。全女子、必見だから。おっさん(失礼)の戦う姿、マジでヤバいから。
棋士の話で言えば、幸田さんの複雑な心境も、想像するだけで苦しくなってしまいました。幸田家の話は原作よりも多くピックアップされているように感じたので、余計辛かったです。川本家と対比してしまうからでしょうね…。
…とこれでは私がおじさん好きみたいな感じになってしまうじゃないか。
ここで若い人たちの話をしましょうね。
神木くんは周りの女子が騒いでいるので勿論知っていましたが、映画観て「…本当にすっげーや…」と度肝を抜かれましたね。ほ、本当に桐山零じゃないか…。特にあの叫ぶところ。圧巻でした。後編ではどうなるんだろう…零ちゃん、物語を追うにつれて成長していくので楽しみです!
あと、二海堂!!最高すぎる!!漫画から飛び出してきたかのようでした。特殊メイクを使った見た目は勿論ですが、内面の熱さがもう二海堂。後ろに座ってた男の子がエンドロール見ながら「えっ…!?染谷将太なの??」って言ってましたが、知らないと全く誰なのかわからないです、二海堂でしかない。
ひなちゃんが川ベリに行くシーンはつられて涙しましたし、モモちゃんの可愛さも胸がいっぱいになります。あかりちゃんは本当に優しい…。川本3姉妹が描かれる部分は将棋のシーンと対照的に、喜怒哀楽様々な感情で満たされる印象を受けました。
もう一つ、私が驚いたのは香子ですね。香子は将棋においてもそれ以外でも荒々しい気性の持ち主なんです。そんな香子を演じたのが有村架純。
初めのキャストを見た時に、「有村架純が香子??」とここだけ少し疑問に思いました。有村さんってすごく清楚で明るい女優さんのイメージがあって、ちょっとグレ気味の香子とは合わないんじゃないかと思ったのです。
でも、そんなイメージのギャップを見事に埋め合わせる演技でした。毒針でも装備してるような刺々しい空気を纏って、零を悪魔のように翻弄する、その実繊細さと不安を秘めた、まさしく香子でした。八つ当たりしたり口論したりするシーンも見物です。鳥肌が立ちましたね。女優さんってすごい…。
キャストさんが素晴らしすぎるというのお話を長々してきましたが、それだけではありません。
私は最後まで観て、「原作を本当に大切にした作品だなあ」と思いました。
これはキャストさんによるところも大きいですよね。「漫画から飛び出してきたかのような」キャストさんや演技がすごく多いんです。本当に漫画の「実写」を観ているよう。3次元の漫画『3月のライオン』と言ったらわかりやすいでしょうか。
そして、ストーリーが原作に忠実であるところ。勿論現在12巻まで出ている全てを網羅することは難しいのでオリジナルの要素もありますが、それが原作を阻害することがないのです。
さらに、漫画で散りばめられていた登場人物の言葉や心情が、そのままセリフとして使われているところ。これは原作ファンもアニメファンも楽しめるポイントだと思います。映画で初めて観た人でも印象に残るような言葉で、十分楽しめます。原作やアニメを知っている方なら「あっ、これはあの部分の…!」となり、また違った楽しみ方もできるんじゃないかななんて思っています。
原作もアニメも映画も、元が同じというか、芯の部分を共有しているというか、それぞれが独立した作品なのではなくて、ちゃんと同じものを目指している、同じ方向を向いている。そんな映画です。
さて、そんな『3月のライオン』、あと少しで後編の上映が始まるという事で、前編を観ていない方はぜひ映画館に足を運んでみてください!映画初心者の私でも物凄く楽しめました!!原作・アニメを知っている人も知らない人も、引き込まれる映画だと思いますので!!
最後に言わせて。島田さんは登場シーンから島田さんそのものすぎて笑ってしまいました。ありがとうございました。幸せでした。島田さんに幸あれ!!
『3月のライオン』、最高です。ぜひ!!