2024年1月吉日

2024年 新年ご挨拶

 

 皆様、謹んで新年のお慶びを申し上げます。

 旧年中は格別の御愛顧を賜わり、厚く御礼申し上げます。

 本年もより一層尽力をして参りますので、昨年同様の御引き立てを賜わりますようお願い 申し上げます。

 

 コロナウイルスが5類に引き下げられ制限なく移動ができるようになり、希望多き想いを抱いて迎えた元日、能登半島から新潟県の広い範囲で多大なる被害が生じていることは大変心の痛むことであり、自然災害の恐怖を新年早々感じた次第であります。被災された地域の方々に心からお見舞い申し上げます。

 

 弊社の長年事業を運営してきた経緯を振り返ますと、幾度となく災害や戦火、オイルショック、経済危機等に見舞われながらも、困難を乗り越えて今に至っていることを改めて感じます。

 その背景には、今まで取引関係をさせていただいた各御取引先様や仕入先、行政機関などを含めた全てのステークホルダーの皆様のお力添えがあったこそのことだと感じております。
今後も日本のモノづくりに貢献できる企業として、社員全員で社業に邁進して、世の中から 必要とされるよう取り組んで参ります。

 昨年は、生成AIの誕生などデジタル革命の発展は年々スピードを増して変化しております。自動車業界はじめ各種業界問わず、急速な時代への変容や社会のニーズに合った対応が求められるようになっていることを実感いたします。また、2024年は世界各国での選挙イヤーと言われており、これからの10年を決める節目の年になるかもしれない重要な転換点になることも予想されています。世界各地で起こる紛争懸念や環境問題など地球規模で大きな影響を及ぼすこの時代こそ『人類の基本』的理念に立ち返り、世界規模での協調を目指すことが求められているように感じます。エネルギー情勢についても、カーボンニュートラル社会の実現に向けた個々の小さな取組みこそが大きな力になっていくものと考え、弊社としても環境負荷の低減に繋げられる商品の提案や効率の良い方法を展開して参ります。今までの使用方法ありきではなく、使用量を抑える取組みなどの創意工夫やお客様との対話の中で生まれるアイデアなどを取り入れた効果のある活動を実践して参りたいと考えております。

 今後もエネルギー事業の一翼を担う立場としては、お客様に対して正しい情報の発信を行い、お客様のお役に立つことをしっかりと心掛けて行動していきたいと思っております。

 

 皆様におかれましては、倍旧のご支援・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

 

 末筆になりますが、本年も皆様の益々のご繁栄とご健勝、貴社の御発展を心よりお祈り申し上げ、年頭のご挨拶に代えさせていただきます。

穴水株式会社(エネルギー)
 代表取締役社長 穴水 雄治