映画"国宝"を見てから、吉沢亮熱が冷めず笑い泣き、この映画観てみました。

原作の著者が、主人公そのままのようで、ご自身の経験を基にしたお話。

映画を見て初めて、ろうの両親を持つ聞こえる子=Children of deaf adults 、コーダと呼ばれている事を知り、手話にも方言がある事を知りました。


お話は、吉沢さんが演じているろうの両親を持つ大くんが生まれてから大人になるまでの日々を描いていて、非現実的、劇的な展開がある訳ではなく穏やかな内容。

こんな家に生まれたくなかったとか、反抗期の息子が一度は言いそうな事や、旅行に誘っても嫌がるところとか、まさに強弱の差こそあれ私が現在直面している日々のイベントと同じ過ぎて笑えた。

笑えるけど、なんか客観的に見るとじわじわ泣けてきそうになるというか。

最後に大くんが大人になり、一度出た実家に帰ると決めた頃に、自身の反抗期を振り返るシーンは、あるあるというか、定型文のようによくあるやつ、って感じなのに感動してしまった。


中学生から大人になるまでを吉沢さん演じてますが。さすがに中学生はね、違和感ないとは言えなかったけど。

顔が完成し過ぎてて、逆に中学生に見えないって感じでした。

吉沢さん、実際デビューの頃とかも既に美しいけど、まだ完成してない感じってやっぱりあったような。

それにしても、美し過ぎて見惚れちゃったけど〜。



エンディング曲が、ギターの良い音色に良く合う良い声の歌だったので、誰の歌?と思ってエンディングロールを確認すると"下川恭平"と。

ふーん、誰?と検索したら、なんと国宝で徳ちゃんを演じていた俳優さんでした。この映画にも、少し出演していたらしくて(気付かなかった…)

多才な若手俳優さんなのですね。



ユースケサンタマリアがしょぼくれた出版社の社長役で出ていて、ある日突然蒸発してしまうって展開だったんだけど、なんかめっちゃピッタリ雰囲気合ってて笑えました。