山本文緒さん著、ブルーもしくはブルー、を読みました。
リアタイでは全然読んでなくて、ドラマ化して話題になっていたことすら知らず…
原作出版は1992年。大学1年の年。あの頃はフランス文学ばかり読んでいた生意気な頃だったから、国内の文学はほぼ知らなかったのです。
でもきっと、原作が出たばかりの頃やドラマ化した2003年に見ていたとしても、全く響かなかっただろうな、私。と思います。
今現在読んだからこその恐ろしさ、不気味さが半端ない。
あの人と結婚していたら今頃私はどうなっていたかな?というのは多少は思った事のあるトピック。
でも、私が考えていたのは今現在の自分か、違う選択をした自分か、どちらかの世界。
まさかドッペルゲンガーとして両方の自分が存在して人生を送っているなんて設定は思いつかなかった…!
せいぜい、パラレルワールド的に違う次元で違う選択をした私が生きている、みたいな発想はしたかもしれないけど…。
そして自分、と、ドッペルゲンガーの自分が出会ってしまうという…怖い😱
私としては、いくら違う境遇で暮らしているとはいえ、自分を他人のように客観視するのが怖い。
相手のこれまでの人生を見れば、これまでの自分の人生も見返す事になるし…きゃー、あまりじっくり見返したくないわ、これまでの人生。。自信ない。
物語で結局、2人はそれぞれ新しい人生を生き始める。 なんか、そこは清々しくて、ちょっと羨ましい結末でした。