やはりアーモンドアイは強かったですね☆
そして負けて強しのコントレイル☆
流石、無敗3冠牝馬のデアリングタクト☆
正に半世紀は競馬史に色濃く残る素晴らしいレースでした☆☆☆
私の馬券は以下の6点のみ。

3強だけが素直に「買える」と判断し、「3頭で決まる」と決断しました。
アーモンドアイとコントレイルの頭は1000円づつ、デアリングタクト頭は怖いので最低元返しの馬券を買いました。
本来ならデアリングタクトの頭無しの4点でも良かったですね☆


私の予想を詳しく説明しましょう。
今回のジャパンカップは先ず時計面ではアーモンドアイがやはり抜けていました。
しかしコントレイルは東スポ杯2歳Sをレコードで征した様にこの舞台なら遜色ない存在です。
デアリングタクトはエルフィンSやオークスは素晴らしいもののレコードを睨むこのレースでは一枚割引きでした。
離れた4番手の評価は①カレンブーケドールで、離れた5番手評価は⑮グローリーヴェイズでした。
この時点で3強以外の馬券を買わないと決め、オッズの集まっている3強の馬券を組み立てました。
私の様に時計面や上がり等の工学的観点から予想する人は、スピード能力の取捨選択が終われば「瞬発力」の分析に行きがちです。
今回の私のアプローチは、「3頭共非常に強く、それ故に瞬発力に大差は無い」と結論をしました。
各競走馬は走破タイムはバラバラでも瞬発力=上がりにそこまでの差は有りません。
展開によりバラけますが、歴代トップ3頭なら、瞬発力に大差は無い事は明白でした。
そこで注目したのが「最大着差を付けたレースの、レース上がりと自身の上がりの差」でした。
最大着差を付けた=瞬発力のベストパフォーマンスであると私の研究では解釈してます。
レースの上がりと自身の上がりの差を求めるのは、レースの上がりが掛かれば掛かる程「タフなレース」と見れ、そこでの上がりが早ければ早い程「タフなレースこそ瞬発力を発揮出来る」と解釈出来ます。
アーモンドアイは今年の「ヴィクトリアマイル」。
着差は0,7秒、上がりは1,0秒も早かった。
コントレイルは2歳時の「東スポ杯2歳S」。着差0,8秒差の、上がりは0,8秒早かった。
デアリングタクトは2歳時の「エルフィンS」。
着差は0,7秒差で、上がりは1,1秒も早かった。
並べ直すと、
デアリングタクト「1,1」
アーモンドアイ 「1,0」
コントレイル 「0,8」
となり、タフなレース程デアリングタクトが有利となります。
レースラップでキセキが刻んだ5Fのラップは「57,9」と早かったもののそこから離された後続には「ミドル」位のペースでした。
こうなるとタフなレース展開が一番強いデアリングタクトが一番キツい展開。
Twitterでツイートしましたが、「レース上がりと自身上がりの差が無ければコントレイルが一番良い」の評価のコントレイルもペースが緩まず分の悪い展開となりました。
結果として「瞬発力に大差ない」通り、位置取りが一番前のアーモンドアイが勝ち、デアリングタクトより下げたコントレイルが連対し、デアリングタクトは自力の差で3着となりました。
レース上がりは「37,8」。
アーモンドアイは「34,7」。
コントレイルは「34,3」。
デアリングタクトは「34,4」。
カレンブーケドール「34,8」、ミッキースワローが「34,7」。
キセキの大逃げで実質4Fの上がり勝負だったのでレース上がりと自身上がりの差は大きく拡がりましたが、内容は純粋な瞬発力勝負でした。
キセキ・トーラスジェミニが逃げても早くはならない展開=タフなレースにはならないと判断出来たので、⑤デアリングタクトの評価を先程の時計面も加味して▲としました。
無論◎は②アーモンドアイと⑥コントレイル。
ややアーモンドアイが優勢も馬券の組み立てではそのまま◎2頭としました。

ここで本記事の一番大事で一番大切な事を挙げます。
「3連単13,4倍にびびらず、むしろ、美味しいと思え!」
普段、馬券を1Rの未勝利戦から買っている人から見ればこのジャパンカップ程美味しいレースは有りませんでした。
未勝利戦は力差がはっきりしているレースが多く、その為人気が集中し3連単○,○倍なんて当たり前です。
上の分析予想通りに3強が抜けていると思えば「10倍以上付くなんてラッキー!」と思えました☆
確かにデアリングタクトはカレンブーケドールとハナ差でしたが、ゴール板ではきっちり残っていると分かる程の大きなハナ差でした。
リスキーだと思えば、馬連や馬単、複勝や単勝でも良いと思います。
実際に4点買いで13,4倍の配当なら実質「3,35倍」でしたので。
ただ、人気通りの結果とは云え安くても「3連単を狙って仕留める」意義は大変大きな経験であり、3強以外を買われた方には大威張り出来る結果だと思います。
でも他人なんて良いんです。
『最高配当1340円のレースで勝てる』事を知って頂けたら本望です。
♪Good luck♪
☆スカルドの競馬工学研究所☆
