「また外れた…。
なんで?
なんで実力もあって人気もあるのに来ないの?
なんで切った馬が来るの?
なんでボックスで買ったのに1頭も来ないの?
…おかしいよ…
博才無いな…
“運”が無いのか…」
………。
「…最近…競馬が面白くなくなってきた…。
」
とある方のブログを見た時に、ふと思い出した“昔の私”の記憶です。
「競馬がツマらない」
競馬をすれば、誰もが一度は“必ず”通らる “イバラの道”。
足掻いても足掻いても前に進めず、
足掻けば足掻く程、トゲが身体中を傷付けます。
イバラの数が減る事もなく、
また、その道の終わりが見える事もなく、
空腹を満たす果実も無く、
喉を潤す水も無い道。
周りを見渡しても誰も居なく、
鳥のさえずりさえも聞こえない無音の道。
遠くに微かに見える空には、“自由”に飛び廻るツバメ。
遠くで微かに聞こえるのは、“自由”を謳歌する笑い声。
「なぜ私はこの辛い道を歩かなければならないのか?」
分かってる。
イバラの藪を横に抜ければ、隣には “自由の道” がある事も。
「なぜ私はこの辛い道を歩かなければならないのか?」
詩的に表しても本当に辛い時期です。
私はかつて生活を壊す程、競馬にのめり込みました。
人に軍資金を借りてまで手を出した「安田記念」。
未だにあの安田記念は心の奥に“今でも”あります。
本当に本当に“ドン底”でした。
その始りは前年暮れの阪神JFだったのも覚えています。
「引き際」
「潮どき」
ギャンブルでは“流れ”を見極めなければなりません。
「次こそは!」
「次は当たる!」
なんて願望も、“潮の流れ”には、呆気無く打ち砕かれます。
「競馬とは何か?」
私は競馬に嫌気を感じながら、毎日、自分に問いました。
その最後の問いこそ、「競馬とは何か?」でした。
その答えが「金を稼ぐ」と云う答えなら、私は今頃この世にいなかったと思います。
私は本当に「競馬」が大好きです。
何度も何度も競馬を辞めようと思いました。
でも今こうして僅かながらに競馬をしています。
先程の「競馬とは何か?」の問いに答えられたからです。
その答えは…
「競馬は“楽しい”もの」だから。
かつては「POG(ペーパーオーナーゲーム)」等をしていたので、応援している馬もいました。
今は特に応援している馬は居ません。
応援している厩舎も、正直、ありません。
プロフィールに「応援厩舎は…」と書いていますが、実際には“気になる”程度。
想い入れのある血統もありますが、たまたま馬柱で見掛けるくらいで特に気にしていません。
「競馬の“楽しみ”」は、好きな馬を応援したり、縁のある厩舎を応援したり、牧場や騎手や血統等を応援したりと、沢山の、“人それぞれの楽しみ方”があります。
私の現在の「競馬の“楽しみ方”」は、
「予想で全ての競走馬を読み切り、馬券で答えを表し、“正解したら”ボーナスGET!」
と、まるでクイズの様な謎解きの様な試験問題を解く“学生の気分”で楽しんでいます。
JRAから「出題しますので答えて下さい!
正解すれば、ボーナスあげます!」
って言われている気分で楽しんでいます。
「競馬がツマらない」と感じる毎日を過ごす内に、その理由を探す日々へと変わって行きました。
そしてたどり着いた疑問が、
「“馬券”すなわち、“金”にこだわっていたからではないか?
目減りしていく“金”を見過ぎてストレスを感じてしまっていたのではないか?」
激走レンジの棟広良隆さんの本を読んでいる時に、「趣味の競馬でストレスを感じてしまったら本末転倒」と教わりました。
競馬はギャンブルです。
パチンコや宝くじ、株等の投資と一緒です。
でも、そのギャンブルの域を越えれた時に、“楽しみ”があると思います。
でもだからといって、その乗り越えなければならない“壁”は、けっして高くありません。
普通に一歩を踏み出す様にすれば、誰にでも越えてしまう“壁”なのです。
むしろ、その壁は“実際には無い”のかも知れません。
その一歩を踏み出す“勇気”なんていりません。
歩いていれば、自ずと楽しみ方を分かってしまう“道”なのです。
なぜなら、
貴方が選んだ“楽しい道”だからです。
競馬を辞めてしまうのをとめる権利は誰にも無く、また、無理矢理させる権限もありません。
でも思い出して欲しいのは、「競馬を始めた頃の“ワクワク感”」です。
ツマらないと思うのは、その分かそれ以上に“競馬が楽しかった”からだと思います。
感動した事も、激昂した事も、哀しくなった事も、嬉しくなった事も、全て「競馬を楽しめた」からではないでしょうか?
今は辛いと思います。
険しく厳しい“道”で、高くそびえ立つ“壁”が立ちはだかっていると思います。
でも、本当は、
貴方が選んだ“楽しい道”で、“壁”なんて無く、気付かない“自由の翼”が生えているかも知れません。
私は、私達は“待っています”
青い空と、緑の芝生のある“自由な競馬場”で
ありのままの貴方を…
ありのままで…
☆スカルド☆