● TRPGのキャラづくりの考え方 その3
前回の記事は先日おこなったTRPGのセッションで気付いた、メンバーごとのキャラの作り方の違いについて書いていました。
そこに書いた「自己投影をしなくてもうまく回る設定」「自己投影ありでうまく回った設定」「自己投影とかみ合わなかった設定」が並んだことでキャラ作りの考え方の気付きが今回の本題です。
その考え方とは「細かい設定付けが外に見えるか内に隠れるかで自己投影度が変わる」ということです。
今回キャラ作りをした中で三者三様あっても盛り込んだ設定の分量自体はそれほどありませんでした。
その中で、私と同期が作ったキャラクターはそのキャラクターにスポットを当てて掘り下げないと意味を成さない要素が多めだったのです。
例えば私の作ったキャラは噂好きでかつ空手をやっているキャラだったのですが、これは私を投影していると考えるとそういう人間なので主観で違和感はないのですが、他者から見た時に?となります。
同期のキャラクターも絵描きをしつつサバイバル生活をしている謎キャラでした。
こういった外から見えにくいキャラ付けは、ある意味で「自分以外のキャラ」とするための設定とも言えるのですが、結局は「自分を納得させる」ために設定を置いているので周りに伝わりづらくなるのです。
一介の学生がなぜこんなに強いのかとか、なぜ絵描きが武器を隠し持っているのかとか、わざわざそのキャラクターにスポットを置いて説明時間を置く必要が出てきてしまうのです。
対して、安定してロールプレイをしている先輩は、「怪奇小説作家」の「外人」ということで非常に印象的であり、多少の変わった要素がある程度なら「まあ怪奇小説家だし、人とは違うよね」という説得力があります。
そうすることで、周りから見ても深堀せずにかつ変なご都合主義観も感じずにロールプレイが出来たのです。
さらに特筆すべきは本人と全く違う「怪奇小説家」と「外人」というキャラ付でも先輩らしさというのは垣間見えたのです。
つまり、わざわざ自分を納得させる形で設定を作らなくても多少は自己投影は起きるということです。
いわんや自分の為の設定を作った日にはもう凄い事になってしまうわけですね。
私の自キャラ愛が強いという問題も本質的には「自分だけ納得してしまう設定付け」によって起こる現象な気がしてきました。
結局周りから見て納得しにくい、謎が多いキャラなので感情移入できるのが自分だけということで、相対的に自キャラ愛が強い感じになってしまったのです。
深堀りすると色々出てくるキャラが駄目なわけではないですが、まずは周囲が行動に納得できる分かりやすいキャラ付けを見えやすい形で出しておくというのが大事だということが分かりました。
この周囲が納得しやすいキャラ作りの考え方はある種客観性を高め、視野を広げるのに役立ちそうです。
次がいつになるかわかりませんがその時はいいキャラを作ろうと思います。