● 加齢との向き合い方

 

 今回は半分ネタ、半分真面目なお話です。

 

 テーマは「加齢との向き合い方」歳をとっていくということはどういうことなのかを理解することでうまく対策を講じていこうというお話です。

 

 事の発端は先日記事にも書いた怒涛の空手稽古の二日間の合間の食事の時の話でした。

 

 よさげな沖縄料理店に入り席について注文してから料理が来るまでの合間に雑談をしていました。

 

 ちょうど同じ卓についたのは30代2名もうすぐ30歳1名、この微妙な年齢差で何が変わるかというと「おしぼりで顔を拭くか拭かないか」が変わるんですよね(笑)

 

 まあもちろん絶対的な指標ではないのですが、この感覚がわかる方結構いるんじゃないでしょうか。

 

 私自身も20代の頃はまずおしぼりで顔を拭きたくなる感覚もいまいちわからなかったですし、抵抗感もありました。

 

 しかし、本当に30歳を過ぎたくらいで何か感覚が変わったんですよね。

 

 老化で顔がべたつくようになったのかもしれませんし、「もうおっさんだな」という自己認識で羞恥心が減ったのかもしれません(笑)

 

 とりあえず、年齢で一区切り老化を自覚するポイントがあるなという話題になったのです。

 

 というのが少し長い前フリで、本題としては30代なった身として「20代と何が変わったか」のお話でした。

 

 ここでそういえばと思った視点は「回復力が落ちた」という事でした。

 

 これは結構重要な認識だなと感じました。

 

 実際私もまだ体力的に衰えた感覚はあまりないんですよね。

 

 これは、30代とはいえまだ前半ですし運動をしているので以前よりも健康的になっているということかもしれません。

 

 ただ、回復速度に関しては如実に実感するところがあります。

 

 例えば前述の怒涛の空手稽古の後は土日を費やしたあとすぐ平日だったわけですが、この疲れが抜けるまで3日くらいかかりました。

 

 単純な比較は出来ないにせよ、昔はオーケストラの練習で朝昼晩、土日の計六コマ全部違う団体のためにコントラバスを携えて移動というような時期もありました。

 

 20代の頃は流石に平日の一日目は捨てる感じではありましたが、流石にそこまであとを引くことはありませんでした。

 

 これが回復力が落ちたという事なんだと思います。

 

 この事象の原因は流石に私の知識では説明しきれないものの、「体力よりも回復力が先に落ちている」という認識は結構大事だと思います。

 

 なんとなく体力の衰えが実感しにくい30代前半とかだと、意外とパフォーマンスを落とさずに動き回れるので安心して無茶をしてしまうことがよくあります。

 

 ここで先に体力の衰えを実感できていたならそもそも無茶をしないわけですが、そうではないから若いつもりで動き回って後で泣きを見ることになってしまうのです。

 

 ゲームなんかでは宿で一泊すれば体力全回復が普通ですが、歳を重ねると一泊でも50%くらいしか回復しないわけです。

 

 そうなったら体力管理の概念が変わってくるので、長期的なスケジュール考えるときも回復期間を念頭においた計画を組めるのです。

 

 「まだまだ自分は若い」と思っていてもまずは回復力の低下を念頭に置いておきましょう。

 

それを踏まえることでより健康的に過ごせるはずです。