● 季節の変わり目にご注意
今回の記事は皆さんへの注意喚起の内容になります。
何に注意を払うのかというと体調とメンタルの変化です。
このブログでは割と定期的に「環境要因で体調を崩してメンタルも荒れた」みたいな話を書いていますが、今回も体調とメンタルを崩す原因を見つけたので共有いたします。
そもそも、昨年はスルーしていましたがこの3~4月という時期は、物理的にも精神的にも環境が大きく変化しやすい事もあり、認識よりも過酷な環境です。
物理的というのは要するに気候の変動ですね。
三寒四温ともいうように暖かい日と寒い日がほぼ半々くらいの割合になるということは、温度・湿度・気圧などの変化が目まぐるしいということになります。
人間の身体には体温や血圧、血糖値等々さまざまな要素を一定に保つ恒常性という機能が備わっていますが、気候が目まぐるしく変化すると恒常性を維持することが難しくなります。
例えば自転車に乗って移動している時で考えてみましょう。
平坦な道を真っすぐ一定の速度で走っているなら新たに入れる力は地面と接地している分にかかる摩擦で生まれる「わずかなブレーキ力に対抗する力」だけでほとんど疲れません。
しかしここで、急転回して反対方向に走りだそうとすると、「動いている自転車を止める力」、「自転車の向きを変える力」、「止まった状態から動かし始める力」など多くのエネルギーを使うため非常に疲れます。
極端な例えになりますが、仮に1Km分の距離を「平坦な道を一定の速度で真っすぐ進んだ場合」と「一分ごとに反対方向に走った場合」で疲労度を比べたら圧倒的に後者の方が疲労します。
同じように、例えば寒い環境に耐えるように恒常性を働かせていた身体が急に暑い環境にさらされると、身体を暑さに耐えるモードに切り替える為に負荷がかかるのでダメージが蓄積されやすいのです。
こういった気候変動による恒常性維持機能へのダメージは、もちろん夏の暑いさかりや厳寒シーズンにも起こりえるのですが、この季節の厄介な所は「暑さ、寒さのピークはそれほど大きくない」というところにあります。
前日は過ごしやすい暖かさで次の日は少し肌寒い程度、単独で見るとそれほど辛くない環境なので特に気を付けようと思わないが、実は寒暖差が大きくてダメージが蓄積しているという状態になりやすいのです。
メンタル面に関してのダメージで言えばやはり「年度の切り替わり」ということが大きいです。
学生なら進級、卒業、入学、社会人でも入社、異動、年度の総括など常に誰しもがこのタイミングでそれなりに大きな生活の変化を体験することになります。
新しい環境に適応するというのも、それが良いことであれ悪いことであれ精神的に負荷がかかることなので気を付けた方が良いのですが、これも意識的に注意しなければ見落としがちなポイントだと思います。
そう、実はこの春先のシーズンは「気付きにくいダメージが多い」時期なのです。
武術等でもそうですが、例えどんな威力があっても来るのが分かっていればある程度防御や回避、耐えるということが出来ます。
しかし、普通にしていれば屁でもないような威力の攻撃が、不意に来たときは全く耐えられないのです。
ただでさえ現状はコロナや地震、世界情勢の悪化でこれまでにはなかったストレスがかかっているため、「今までは問題なく耐えられた」事が耐えられないことが十分考えられます。
まずは「この季節はやばい」という理解、そしてイライラや体調の変化を見逃さないようにして早期に対策を打てるようにしましょう。