● 軸の意識と丹田と四股その1 

  

 今回の記事は軸や丹田という物を意識するのに役立つ初歩的な訓練や感じ方のヒントをお伝えします。  

 

 特に現代人においては、身体操作の感覚を意識して効率的に動こうとする機会はそうないと思います。

  

 しかし、ちょっとした訓練を通して軸や丹田の感覚を身につけておくことで、武術や格闘技を嗜む方は間合いの管理や効果的な身体操作が出来るようになりますし、武術や格闘技をしない方も身体が凝ったりしない快適な生活には大いに役立ちます。  

  

 さて、この軸や丹田という物について、皆さんはどういった認識を持っているでしょうか?  

  

 そもそも武術・格闘技やスポーツをする人でもないとあまり聞きなじみが無い言葉かもしれません。  

  

 ざっくりというと軸とは直立した時に頭から足の上下を貫く縦の身体意識で、丹田は下腹部辺りにあるとされる、重心や力の集中する部分をさします。 

 

 ざっくりとは言いましたが、これは本当にだいたいの説明であり、武術・格闘技やスポーツを嗜む人でも感覚や解釈が違う可能性が大いにあるものとも言えます。  

  

 何故なら軸や丹田という物は例えば背骨だとか心臓、肺というような明確な器官として存在するのではなく、身体意識や概念として存在するものだからです。 

 

 こういった明確な基準の無い概念というものは非常に厄介で、武術等で言えば同じ概念を別の言葉で説明していたり、逆に違うものなのに同じ言葉が使われていたりとややこしい事が起こってしまいます。 

 

 この軸や丹田は実態が無い為に人によって解釈が変わるという認識はきっちりと持っておいた方が良いです。 

 

 そうしておけば人によって違う説明がされた時に「どれが正しいのか?」という混乱をしなくてよくなるためです。 

 

 人によって言う事が違ったら「この人はそう捉えているんだ」と思えば良いのです。 

 

 そういったややこしい事情もあるので、もし読者の皆様が何か武術等に取り組んでいるのであればその流派の教えに従うのが吉です。 

 

 話を戻しまして、今回の記事の目的である「軸や丹田の意識に役立つ初歩的な訓練」について具体的な事をお伝えしましょう。 

 

 ポイントは二つ 

 

 ・自分の身体の厚みを考慮して軸を意識する。 

 

 ・四股を踏む 

 

 という事です。 

 

 念の為明言しておきますが、前者が軸を意識する上で大事なことで、後者が丹田を意識するのに大事なことになります。

 

 少々半端な文字数になりましたので、続きは次回に回すことにします。

 

 お楽しみに!