前回の記事で10年ぶりに車を運転した時の悲喜交々をお伝えしましたが、今回はそこで得た学びと、それに付随して運転をすると人が変わる現象について一つ仮説が出来ましたのでその事についてお話していきたいと思います。 

 

 

 まず最初に学びについて、それは 

 

 慣れないうちは注意点を口に出すことが大事 

 

 という事です。 

 

 これは前回の記事に書いた車の練習中、「初めて一人で運転する時はどうするか」という事に関しての叔母からのアドバイスです。 

 

 画期的な対策というよりは比較的ありふれたライフハック的な物ですが、実際これは非常に大事な事です。 

 

 車の運転に限らず、勉強等における資料を読み解く際のインプット法という観点でも、口に出すという事は目だけで追うよりも大きな効果があります。 

 

 それは口に出すという事で脳のアウトプットに使う領域も活性化する事、そして声としてアウトプットされた音が再び耳に入る事でインプットされるという現象が起きるためと言われています。 

 

 勉強に関しては口に出す以外にも書くというアウトプットも有効ですね。 

 

 書くという動作として腕も使いますし、書いたものを目にすることで視覚的なインプットも行われるので良いんですね。 

 

 車の運転に話を戻しますと、目についたことを口に出すようにしておくと、より強く意識が向きやすくなるので、見落としを防ぐ為にも注意点を口に出す事は特に車の操縦に気を取られやすい初期は非常に効果を発揮するのです。 

 

 そして! 

 

 この口に出して注意点を確認するという方法の効果の中に、運転中豹変する人の心理状態を読み解くヒントがあるのではないかと私は考えているのです。 

 

 日常的に運転をしている人からすると忘れがちかもしれませんが、車の運転は本来大きな危険を内包しています。  

 

 先程述べた運転中に注意点を口に出すという方法も、当たり前ですが「○○で危ない」「××注意」等、その先に事故のリスクを含む物ばかりを認識に上げているという事になります。 

 

 勿論これは安全に運転をする為に絶対に必要な事なのですが、一つだけリスクを上げるとすれば拾う情報がネガティブな物になりやすいのです。 

 

 このブログでも何度も話題に挙げている闘争か逃走反応ですね。 

 

 運転の中にあるリスクを正確に拾うという事は、ある種人間の動物的な部分をつかうことが求められているとも言えます。 

 

 そしてそれは人間のストレスに対する攻撃性を刺激しやすいという風にも解釈できるのです。 

 

 仮に注意点を口に出す習慣付けをしていなかった場合でも、無茶な追い越しをされたり危険な運転が近くで起きたりすると思わず「危ない!」等と口に出る事はあると思います。 

 

 それが重なってくると知らず知らずのうちに攻撃的な部分が出てきてしまうというのが私の仮説です。 

 

 案外これは当たらずとも遠からずという感じなのではないかと思っています。 

 

 だって運転中に穏やかな方に性格が変わる人の話って聞かないですし。 

 

 そう考えると運転中性格が攻撃的になる人は、危険に対して不安を強く感じているのかもしれないと思うのです。 

 

 前述の通り、注意を払うという意味では神経が過敏になるくらいでも良いかもしれませんが、攻撃性を抑えるためにはどうすべきか? 

 

 私の仮説が正しいとするならば、「空がきれい」とか「海が見える」等景色の良い情報も口に出して見るのが効果的だと思います。 

 

 良い情報も口に出す事で周囲に注意を払ったまま緊張を緩和出来る筈です。 

 

 これはあくまで仮説ですが、自分で試してみたり、運転が荒くなる人の横で景色を言ってあげるなどしてみて効果を確認してみてください。