今回はエンタメ回、ちょっと懐かしい映像コンテンツのお話です。
今回紹介するのはこちら
JAPAN WORLD CUP
です。
以前紹介したウマ娘と同じく競馬を題材とした作品です。
ウマ娘と違って馬という存在は居るものの、どうもこの世界とは違うものと認識して良さそうな雰囲気が漂っています(笑)
何故ならどうもサラブレットの定義が怪しい…
首が妙に長い馬がいたり、鼻が妙に長い馬がいたり、謎のリムジン種には騎手が二人騎乗し、立ち上がり二足歩行を始める馬すらいる。
まだエキシビジョン的なものだったらギリギリ理屈が通るのですが、出走馬のプロフィールにはきちんと父母の馬(?)名もあり、その出走馬達が連綿と続く血統の中に居るという事が分かります。
舞台は東京競馬場、ドバイワールドカップや凱旋門賞を超える世界最強馬を決めるレースJAPAN WORLD CUPを描いています。
出走馬は真っ当な馬(あくまで血統というか種族が)も含めて架空ですが、一番人気ギンシャリボーイの主戦騎手は実在の人物である松岡正海氏であったりと、フィクションとリアルが混在しています。
登場する馬たちはいずれも歴戦の猛者達で、一癖も二癖もある存在です。
それぞれが謎のフィニッシュブローの様な物を持っていて、最終の直線で必殺技をかましていきます。
そんな中一際異彩を放つのが八番人気ハリボテエレジーです。
段ボール、または土管と思しきボディに他の出走馬と比べて華奢過ぎる脚、どんなに全力疾走でも側対歩と他に参加している馬ではない疑惑の馬達よりアヤシイ存在です。
他の出走馬と違いあらゆるレースで最下位にも関わらず、世界最強馬を決めるジャパンワールドカップに何故出走出来ているのか、作中でも疑問視されてしまう名(迷?)馬(?)です。
彼のレースのピークは他の出走馬よりも早く訪れます。
それは東京競馬場伝説の魔の第三コーナー、そこを曲がり切れるかどうかがハリボテエレジー一世一代の大勝負となるのです。
「「「「曲がれ!!」」」」
観客からのエールを受けつつも多くの場合彼は力及ばず、哀れ全身がバラバラになる悲劇に見舞われます。
しかし、時には内から飛び出した何かがバラバラの馬体を引きずり走り続けたり、時には身体から飛び出した何かがコーナーで外に振られる遠心力を抑えて曲がりきる等の奇跡を巻き起こす事があるのです。
文章だけで書くとちょっとホラーですが、見ていただければ面白さと感動が分かります。
実在の競走馬であるハルウララしかり、勝てずとも懸命に走り続ける姿は昔から日本人の心を打つのですね。
余談ですが、公式に発表されているハリボテエレジーの1600m区間のタイムは最高で3分39秒代、人間の1マイル(約1600m)走の世界記録は3分43秒13です。
何故人間と比べるかはあえてここでは書きませんが、ハリボテエレジーは実は凄まじいポテンシャルを秘めている可能性があるという事だけお伝えします。
そんな笑いあり、笑いあり、笑いありの三拍子そろった作品、是非これを期にご鑑賞してみてください。
ウマ娘と合わせて楽しさが倍増するかもですよ
