今回は、自分の中にある人と違った視点の見つけ方について、最近あったエピソードを交えてお伝えしたいと思います。 

 

 簡単に結論から言うと、自分が熱狂するものを他の人と共有するという事が、自分中にある視点を見出す手段になり得ます。 

 

 そして、今のご時世そういった他者との交流が比較的簡単にSNSで出来るのです。 

 

 それを実感したのが先日地上波初放送された 

 

 Godzilla: King of the Monsters

 

 です。 

 

 幼少期の頃は別として、最近はそういったテレビ放映の映画を見る機会が無くなってきていた私ですが、その時はそれこそSNSで放映中のシーンごとの感想がぶわっとあふれていたんですね。 

 

 Twitterなり掲示板なりで結構古くかあるこの実況文化に混じったのはこの時が初めてでした。 

 

 元々好きな映画なので既に映画館で見ていたのですが、SNSの熱に流されテレビをつけると丁度怪獣達が暴れまわり始めた所からだったので、私にとってはベストなタイミングだったと言えます。 

 

 そもそもまずここで気付きがありました。 

 

 この映画、ざっくりとした物語の流れとしては「人間の増えすぎた地球を古代から生きる怪獣を目覚めさせることで浄化しよう」という思想の過激派団体が、間違って宇宙からの侵略生物であるキングギドラを目覚めさせてしまう、みたいな話です。 

 

 そこに、前作のゴジラと敵怪獣との戦いで息子を失った家族の人間模様や、怪獣研究団体がすったもんだしてっていう感じですね。 

 

 まず、私のざっくりあらすじを見て分かる方も居ると思いますが、私は全然そのあたりのヒューマンドラマに興味が無い事に気付いたんですね(笑) 

 

 いやー結構人間模様みんな見てるんだなあと。 

 

 正味な話、あれだけ怪獣がそこかしこで大暴れする作品だと、人間の方がわけわからない事言ってても、かえってそれを外連味として面白く感じてしまうもんだなあという印象でした。 

 

 映画館で一人で見てた時はそれなりに感情移入出来たというか、まあ細かい事を気にせず見てたんだという事ですね。 

 

 作中謎の古代文明が出てきて、壁画にがっつりとカタカナで「ゴジラ」と書いてあったりするようなツッコミポイントもあったのですが、テレビ放映の方ですら、SNSのツッコミを見てから気付くという有様で、「ああ本当に怪獣のプロレスにしか興味が無いんだなあ」と自分自身に対して思ってしまいました(笑) 

 

 あとはこれはある程度自分自身でも把握していた事でしたが、より深く認識した事として「ゴジラよりもモスラ派、むしろモスラが優遇されていれば他はどうだって構わない」という嗜好でした。 

 

 私は幼少期から小学生位にかけて必ず学年に一人は居る虫博士ポジションでした。 

 

 そんな私は「虫が好きだからモスラが好きなのか、モスラが好きだから虫が好きなのか分からない」位には古くからモスラにハマっていた訳ですが、今回SNSの流れで自分の色々と発信していたらまあ、モスラの話題ばかり。 

 

 「ああ自分はこんなにモスラが好きだったんだなあ」という事を改めて認識しましたね。 

 

 総じていえば、今回のゴジラのテレビ放映、最初は見る気が無かったものの、ネット上の他者の視点で自分一人で見た時よりも多くの発見があり、さらに自分自身への理解も深まったという感想です。 

 

 実況文化、悪くないですね。 

 

 一応こういった実況に参加する時の注意点ですが、持っておく認識として、掲示板やSNSで色々と意見や視点の偏りは起こる物です。 

 

 特にSNSに関してはより気付きにくい形で自分の好きな物だけ反映されている可能性が高いので、今目に映る意見は完全な他者視点として扱うか、それよりは近い同好の士の視点かは考えながら情報をインプットしたりアウトプットすると、より楽しい上に自らの視座を上げるのに効果的です。 

 

 楽しんで色々な事の理解を深めましょう。