母校の管弦楽部の演奏会、無事終演致しました!

 

 一時は開催そのものが危ぶまれましたが本当に良かったです。

 

 勿論対策は出来得る限りの事を行なっています。

 

 まずは演奏者に関して、直近二週間の体調管理の徹底、演奏に際しては奏者間のスペースを取り、使った道具類の消毒の徹底etc.

 

 お客様に関しても、招待制にして人数を絞ったり、座席の間隔を空けて座っていただき、舞台からも一定の距離を確保する等の対策を行なっています。

 

 他にも対策は日本オーケストラ連盟が提示したガイドラインに則って行なっていますが、本題から逸れるので興味のある方はリンクからご参照ください。

 

 

 

 最後にこの管弦楽部が演奏会を開けたのは2019年の11月頃でした。

 

 そこからコロナ禍によって2020年は全く演奏会を開くことが出来ず、運営を担うはずだった3年生は何も出来ないまま学年が上がり、4年生は最後の一年を謳歌することが出来ないまま卒業、二年生は経験を積む機会を与えられぬまま運営を担うことになってしまったのです。

 

 2020年は母校に限らず首都圏の殆ど全ての学生オーケストラで同じ様な事態に陥っていました。

 

 演奏時の飛沫に関してや、奏者、客席間に必要な距離など感染対策に必要な研究が進まないうちは、感染リスクを考えて演奏会を開かない、部活動を行わないというのは正しい選択であることは間違いないでしょう。

 

 ただ、如何に誰も何も間違えていない正しい判断だったとしても、辛い判断だったであろうことは確実だったでしょう。

 

 学生オーケストラならばなおさらです。

 

 多少の人の入れ替わりはあっても、団体が存続する限り所属することが出来る社会人のオーケストラと違って、どうあがいても最大4年しか居られない、それでいて社会人以上に仲間と長く過ごす事になる学生オーケストラにとっての一年は、とても大きな意味を持つのです。

 

 私が現役の頃にあった「望めば当たり前のように行える演奏会」という認識は崩れ去ってしまいました。

 

 そういった大きすぎる喪失を乗り越え、危ぶまれながらも演奏会を開くことが出来て、現役生達の努力が実った事に心から感動を覚えました

 

 一度途絶えたものをまた動かし始めるのには大きなエネルギーが必要です。

 

 たった一年の空白でも崩壊してしまいそうな程の傷を受けてしまうにも関わらず、再び歩み始めた現役生達の今後に幸が多からんことを願って止みません。

 

 まだ打ち上げまでは出来ない現状ではありますが、この時の大変さも笑って分かち合うことが出来る日が来るように、自分で出来ることから始めていこうと決意しました。