今回はライフハック的なお話、ネット上の変な人に引っ掛からないコツに関してです。
今のご時世、会った事も無い人とSNS上で交流出来たり、ネット上の情報発信者の傘下に入ってノウハウを学ぶ事も多かったりします。
これ自体は、何かをする時の選択肢や手段が爆発的に増えるので、良いことなのですが、如何せん玉石混合な状況である事は否めません。
また、かなり厄介なのが、持っているコンテンツは正しいが、発信者の人格には問題があるというケースもザラにあるという事です。
心に余裕がある時には、そういった人と上手く距離感を保ちながら欲しい情報を手に入れたりすることも出来るのですが、それもまた中々ストレスが溜まるので、自分の状態も鑑みながら立ち回るのが、ネットの海の最善の泳ぎ方です。
ネット上の誰かがまともであるかを見極める前に、まず自分が正気かを確認する
これがネット上の変な人に引っ掛からない事の第一歩です。
ぶっちゃけこれさえ出来ていれば、変な人に流されなくなるという、基本にして奥義みたいなポイントでもあります。
まずは自分を省みるとして、次にどんな人が要注意人物かを挙げていきましょう。
まず最初に注意が必要なのは怒りや口汚い言葉を垂れ流している人です。
これは比較的分かりやすいですよね。
まあ、全く感情がないというのも「人間味を感じられず怪しい」という事はありますが、少なからず、まだよく人間性が分からない段階から負の感情が見えてしまう人は危険です。
前述の通り、「言ってることそのものは正しい」というパターンもあるにはあるので、情報が欲しい場合は覚悟して接しましょう。
分かりやすく負の感情を流している人も結構多いのは事実ですが、意図してか否かは別として表向きは負の感情を隠している人も数多います。
このパターンが結構危険なんですよね。
知らず知らずに負の感情を受け取ってしまい、いつの間にか自分自身が負の感情を垂れ流すモンスター化してしまう危険性もあります。
そういった存在を見分けるポイントは、他者の主張の引用の仕方にあります。
まず注意した方が良いのは、間違った例として個人名または特定の誰かを連想させるワードを出す人です。
特にその間違いがなぜ起こったかのフォローが薄い、又は無い人が要注意です。
ただ、誰かの発言を否定する、噛みつく、という事象は、ある種刺激的であり、エンタメ化しやすい要素でもあるため、意図的にそういうパフォーマンスをする人も居ます。
先に広まっている物を否定する事で注目を集める、というのはパフォーマンスだと思った方が良いでしょう。
大衆に受け入れられるには、説得力だけでなくそれなりに効果が認められる必要があるはずなので、全否定に持っていく方が難しい訳です。
「○○は正しいが××という誤解が起きやすい」というような、説明が入り、かつ誤解を生む要因が人ではない方に持っていく方が、信用度は高いと思います。
ただ、言い回しは今の例の通りでも、マウンティングの意図が見え隠れする人も居るので、フォローに白々しさが無いかは注意して見てください。
ここまでで、負の感情を垂れ流す系の人への注意喚起を書きましたが、最後にもう一つ「印象が異常に良い人」にも注意してください。
まず、度々述べている「コンテンツが正しくても発信者の人格に問題がある」パターンは裏に「とても印象が良いがコンテンツは出鱈目」という存在もあります。
本当にこの二者は表裏一体の様な存在で、ぼんやりとネットを観測していると分かりますが、この表裏一体の二者の争いが生むネットの上の炎上は多いです。
まだその二者の諍いは、お互いに方向の違う善意がある場合もありますが、異常に印象が良い人は「最初から悪意を持っていてそれを巧妙に隠している」という可能性もかなり高いのです。
以上の様にネット上には様々な魑魅魍魎が跋扈しています。
基本は一番最初に述べた自分が正気かを常に意識して、冷静に相手を観察しましょう。
そして、今回の記事にある様な悪いパターンも常に念頭に置きながら行動すれば、変な人に引っ掛かる可能性はグッと減るはずです。
ネットの時代の荒波を乗りこなせるようにしましょう!