先日私が所属している物販ビジネスのオーナー会がありました。
今回の記事ではそこで得た学びというか、物販ビジネスの同期で最も結果を出している人が何を強みとして結果を出したのか分析していきたいと思います。
基本的に私が行なっている方式の物販のショップ運営の要点はざっくりと言うと品揃え、在庫管理、ショップ評価管理、と言えます。
品揃えと在庫管理に関しては独自のツールを用いてリソースを減らし、ショップ評価管理に関してはキャンセル率を下げる方法やお客様との対応等の情報をオーナー会で共有することで知識を蓄積していき広く活かすというのが私の所属しているグループの強みとなります。
そして今回のオーナー会で、一ヶ月での出品数のほぼMax値であろう記録を叩き出した人がいました。
その数なんと一ヶ月で2万7千件!
一日あたり900件という恐るべき速度です。
例えばYahooショップで一覧で商品を表示した場合、1ページに20件商品が表示されるのですが、単純計算で一日で45ページ程増えるという計算になります。
因みに私の出品ペースがだいたい一ヶ月で6千件行くかといったところだった事を考えるともはや想像もつかないペースで爆進していたわけですね。
そしてこの方のまた凄いなと思わせられるポイントは、このビジネスに参入するまでPCスキルがほぼ0だったという所です。
当然ですがこの物販ビジネスはYahooショップというプラットフォームを使用している関係上PCとは切っても切り離せない関係性があります。
Excel等も複雑な物では無いにせよ多少は使うのですが、その出品の記録を打ち立てた方はPCのスリープ機能も知らない様なレベルから初めたにも関わらず、そのビハインドを覆したのです。
良く相談を受けていた方曰く「私がこのレベルのPCスキルならネットビジネスに手を出さなかったと思う」との事でした。(文脈的にはスキルに関わらず飛び込むガッツに敬意を示した発言でした)
そしてその方がどうやって大記録を打ち立てたかと聞いたところ帰ってきた言葉が「私はまだ出品しか出来ないから出品を一生懸命やっただけ」とのことでした。
出来ることを一生懸命やる。
極々シンプルと言えばシンプルな話です。
しかし、その教えられたことを素直に受け止め、ひたすら積み上げていく事こそが目標に向かう近道なんだという事を学べました。
先輩や仲間、主催者の言葉を信頼し、その言葉に身を任せて突っ走ったからこそ出来ることなのだと思います。
このいわば素直さという部分が、提示された成功の道筋を進むのには強みを発揮するのだと私は思っています。
ビジネスに限った話では無いのですが、失敗をする人というのは、教わった内容に謎のアレンジを加えてしまうということがよくあります。
そこで勝手に道を逸れているにも関わらず「この方法には再現性が無い」等と言って、勝手にマイナスイメージを深める人がいますが、そもそもそういう人は正しい方法に沿っていないのです。
勘違いしてはいけないのが素直さと思考停止は違うということです。
恐るべき出品数を叩き出した方も自分では「それしか出来ない」と言っていますが、要するにリソースを出品数に向けて絞ったという事で、その分野におけるボトルネックやその解消法等についてしっかりと思考を巡らせていたんです。
もちろん素直さというものはバランスを欠くと騙されたり、人に頼り切りになる姿勢に繋がりかねないといったリスクもあります。
とはいえ基本的に成功者のトレースをするといったスタンスの場合は素直さは成功への重要な鍵となります。
信頼できる相手から教わり、自分の意志でしっかりと立つ姿勢で相手の言葉を素直に受け取る。
皆さんも実践してみて下さい。