先日、というか一ヶ月ほど前に大学時代の後輩の結婚式がありました。
本当ならすぐにでも感想を挙げたかった所でしたが、ご時世もあるので不要な批判等があったらと思っていましたが、無事参加者にクラスターが発生する事もなく済んだことが分かりましたので堂々と感想を述べたいなと思います。
素晴らしい披露宴でした。
なんというか、結婚式は幸せに満ち溢れる場なのだなと改めて感じました。
私を招待してくれた後輩は新郎の方で学年がひとつ下の部活の後輩です。
私の大学の管弦楽部では運営に関しての取りまとめを行う代表と、演奏面において指揮者等とのやり取りを行ういわゆるインスペクター、そして実際に演奏する瞬間の要になるコンサートマスターの3つの役職をまとめて三役と呼ばれる連携体制をとっていました。
在学時は私が代表で彼がひとつ下の代のインスペクターということもあり、運営面でも遊びでも仲良くやっていました。
学生時代の私の一学年上の先輩は中々革新的な所もあり、私達の代とはうまく噛み合わない所があったのですが、それはどうやらひとつ下の代にとってもそうだったらしく、普通は一学年違いは、前年の運営を見て直したい所にフォーカスするという所で多少のギクシャク感は生まれるものなのですが、妙な連携意識が芽生えていたという点でも彼は恩を感じてくれていたようです。
さらに言えばその後輩の代は管弦楽部の定期演奏会が100回を迎えるという記念の年でもあったのですが、その年に彼の代の代表がプレッシャーに負けてドロップアウトしてしまうという事件もありました。
ただでさえ例年より大きな会であるためインスペクターとしての仕事も多くなっていた中での代表のドロップアウトはかなりの大事でしたが、彼はその仕事も肩代わりするという無茶を通したのでした。
とはいえ流石に全ての仕事と気苦労を背負ったらどれだけタフでも持ちません。
私の大学の部活は3年生が運営で4年生まで在籍しているので前年の代表であった私も、表立った介入はしませんでしたが、相談に乗ったり手伝いをしたりという事はしていたんですよね。
思えば彼は震災直撃世代と言いますか、震災によって高校の卒業式も大学の入学式も無くなった、なかなか大変な世代だったわけです。
そしてそんな彼がいざ結婚式となったらコロナ禍が直撃。
本当は今年の三月に結婚式の予定だったんですよね。しかし、時勢もあったため夏頃には出来る事を信じて延期するも収束が見込めず再度延期。
そして三度目の正直としてようやく開催が出来たのです。
そういった学生時代からの彼の苦労を知るからこそ披露宴の感動もひとしおでした。
会場側にもある程度感染対策のガイドラインがしっかりと構築されてきている時期だったのも功を奏したのでしょう。
式の進行もスムーズで和やかに進みました。
奥様は笑顔が素敵な女性で、明るく、その中にも頼もしさを感じさせる方でした。
学生時代は周囲が心配するほど無茶な頑張りをしていた彼を優しく包み込んであげてくれそうな方でもあり、とても良い雰囲気でした。
コロナ禍でもあって世の中が暗い雰囲気に陥りがちだからこそこういった幸せなひと時は大事だと思います。
こんな幸せが皆様にも訪れるように祈りながらこの記事は締めくくろうと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。