最近の記事ではビジネスマインドやセミナーを受ける時の心構えについて書いていました。とはいえ、それでも「一歩踏み出すのが怖い」という人は多いのでは無いでしょうか?
今回はそんな人たちの為に失敗との向き合い方についてお伝えしようと思います。
こんな記事を書いているにも関わらず、正直な所私も失敗は怖い方です(笑)ただ、それでも一歩踏み出してビジネスに取り組んでいるわけで、ある程度その恐怖感をコントロールすることは出来ます。
そのためには、すぐには実践できなくても知識として頭に入れておいた方が良いことがいくつかあります。
一つは体験したことがない物の方が想像で恐怖がいくらでも大きくなる事です。例えば初めて予防接種等を受けた時のことを思い出してみてください。実際の痛みは別として怖くなかったですか?
注射針を刺されるという恐怖は初めての時が一番大きいのです。どれくらいの痛みが来るかが分かって以降は人によって嫌な気持ちは残る事もあるでしょうが恐怖は減るはずです。
これが失敗の恐怖にも当てはまります。「損失はどれくらいだろう」「蔑まれるんじゃないか」「その失敗の後にもう立ち上がれないのではないか」等々、失敗によってもたらされる事柄の予測がつかないから恐怖が大きくなるのです。
さらにこの恐怖というのはまた別の思考とも関わっている事があります。それは行動する以上完璧でないといけないという思考です。
完璧な行動がとれなかった時に関わった人がどういった印象を自分に抱くか予測がつかないため、失敗を恐れる様になるのです。
そういった周囲からの目が気になる場合の対処法は完璧を目指すことの無謀さを知る事です。
周りの人からどう思われるかという事を十全に理解し、予測することはできません。例えば山奥で自給自足の生活を楽しんでいる人も居れば、そのような不便な場所は耐えられないという人も居るでしょう。
部屋の片付き具合等も人によって多少散らかっていても気にならない人や、反対に片付いていないと気になる人も居るでしょう。両極端ではなく、適度に生活感がないと辛いというパターンもありますし、その場合のボーダーラインも千差万別です。
人からの評価に対して完璧さを求めてしまう人は「誰かにとって良い事は誰かにとって悪い事である」ということを理解してください。そして自分自身がどちら側に居たいかを考えて行動するのです。
人からの評価ではなく、例えばビジネスで失敗して到底返せない負債を負ってしまったらどうしようといった事が怖いのであれば、また違った方策があります。それは単純に博打に出るような真似はしない事です。
ビジネスを始めて失敗する人はどこかそういった物に過度な期待を持っているのです。そして思ったような成果が出なかった時にひどく打ちのめされるわけですが、それはただ夢に溺れているだけで結果に結びつきもしない物に縋っていただけなのです。
さて、長々と書きましたが実は上記の問題点部分の対策は一つの言葉で抽象化出来てしまったりします。
それは現実を見るという事です。
失敗によってもたらされる恐怖が大きいのも出来るはずのない完璧を求めてしまうのも、 実はプラスかマイナスかの違いだけで想像の中でで完結させてしまっているという点で一緒なのです。
犯罪かそれに類する行為をしていたり外れた時にリカバリーが効かないレベルの大博打に出ていない限り、一回の失敗で破滅するような事態はまずありません。
失敗したらその失敗を糧に次失敗しないように進めていけば良いのです。むしろそこまで大きな被害が起きないうちに失敗はしておいたほうが良いのです。後々何かあったときの対応策の引き出しが増えますから。
と、このように理屈で説明しても「すぐに失敗の恐怖は消せない!」という方が大半でしょう。正直私も失敗の恐怖を拭いきれたとは言えませんしね。
ただ、この記事の内容を頭の片隅に置いておくだけでも相当の効果があります。まず自分がその行動の末に失敗が起きる事を恐れているか考えてみてください。
恐れているのであれば無理に行動しなくても良いのです。そして、失敗が怖くない範囲の行動がどこまでか設定しそこまでは行動するようにすれば良いのです。
いきなりガラリと変われるというのも幻想です。少しづつ現実と向き合って成長していきましょう。