なんということでしょう…6月末に体験をし、即入会を決めて7月から毎週欠かす事無く参加していた空手の稽古に今週はどうやっても参加出来ない事が分かりました。 

 

 理由はオーケストラの練習とビジネスのセミナーが土日入っていて空手の稽古が入る余地が無くなってしまったためです。土曜午前に稽古が有れば…いやきついか(笑)。 

 

 まあある意味めちゃくちゃ充実した生活を送っているのでそこら辺は目を瞑りましょう。来週稽古会をはしごしても良いでしょう。 

 

 とりあえず今週は稽古の備忘録のネタが無いので次の稽古までに覚えておきたい課題の事を書いていきたいと思います。 

 

 次の稽古までに覚えておきたい事…それはセイサンの型を覚える事です。とりあえずモーションは覚えて稽古で中身を詰められるようにしたい。 

 

 私の入門した会派の空手では基礎としてナイハンチとこのセイサンという型がとても重視されているのです。 

 

 このうち、ナイハンチという型に関しては実は入門前に覚えていたんですよね。昔道場に通っていた時には覚えられていなかったんですが、私の中の第二次空手ブームである大学の浪人時代に得た知識で「とりあえずナイハンチを覚えておけば強くなれる(意訳)」という事で覚えたんです。 

 

 幸いなことに比較的ナイハンチという型は無い流派は別として、有る流派に関しては大まかな動きは近いのでそこの覚え直しがいらなかったためスムーズに稽古は進みました。 

 

 問題はセイサンですね。やったことが無い…ゼロからモーションを覚えるのも結構大変なんですよね。 

 

 ちょっとここで余談なのですが、過去の記事で古い空手はざっくりと三系統に分かれるという話をしました。このうちの泊手に関しては謎が多いので一旦置いておきますが、首里手と那覇手には基本とする型で大きな差があります。 

 

 首里手の基本型はナイハンチ、那覇手の基本型はサンチンといいます※諸説あり 

 

 逆に言うと首里手にはサンチンが無く、那覇手にはナイハンチが無いんですね。 

 

 しかし、セイサンという型はこの両系統に存在しちゃったりするのです。実は空手のルーツはこの型なのでは?※個人の感想です。 

 

 そして大きく系統が分かれるにも関わらず同じ名前の型があるという事は…流派ごとに動きが全然違うんですね。 

 

 これは視点を変えるととても面白い事なんですよ。 

 

 各系統、各流派の文脈によって重視するポイントが違い、それによって取り出し方、強調の仕方が違うという事ですね。これも一種の抽象化です。 

 

 まだ自分で動きを覚えきれていないなりに、頭の中では私の所属する会派の動きのイメージは有るのでそこと比べながら他流派のセイサンを見るのはなかなか面白いです。 

 

 …と他流を比べてる場合ではなかったですね(汗)幸いな事に同じ会派の方が復習用か宣伝用か型の動画を上げて下さっていたので、まずはモーションを覚えて中身を詰められるよう頑張ります!