最近縁と言うものをよく感じます。ここ2,3年は大学時代の仲間かオーケストラの友人とだけの交流が多かったのですが、ちょうどコロナ禍を期に再び高校時代の仲間とZOOM飲みをするのが半ば定例化したり、空手の稽古仲間、ビジネス仲間等コミュニティが増えました。
そんななか、先日誕生日の折に中学時代の友人から連絡があり、ZOOM飲みをしようという話になりました。下手したら10年ぶり位になります。
高校時代の友人とはそれまでも年1くらいは会っていたのですが、中学時代の友人とは何故そんなに会わなかったかというと、中学と高校の間に一種の転換期が有ったのだと今では思います。
それがオーケストラとの出会いでした。高校で部活に入って突然楽器を始め、それがライフワークに近いほど自分に浸透しました。
浸透しすぎてそれ以前の自分は何を楽しみに生きていたのだろうと思ってしまうほどです(笑)中学卒業後一ヶ月位は休みの日に集まって遊んだりしましたが、それ以降大規模な集まりに参加したのは成人式の時だったと思います。
成人式後の集まりは中学校単位で行われてましたがだんだんとそれぞれの出身小学校の友達が集まってきて最終的には店1つ貸切状態になるほどでした。でも多分同窓会のようなものはそれが最後だったはずです。なんとなくそれでも良いかと思う自分はいました。
ただ、今回飲んだ友達は例外で高校に入ってからも交流は有ったんですよね。
その友人は実家がダンス教室を営んでいて、自分もダンス教室の公演に参加するいわばサラブレット的な存在でした。
彼とは日頃も仲がよく、学園祭では彼の振り付けでダンス劇のような物を行ったりしました。中学卒業後も彼の出演する公演を見に行ったり、私が所属するオーケストラの演奏会に来てもらったりしていました。
彼は大学卒業後、プロのダンサーとして活躍するのですが自分はアマチュアのオーケストラ、高校の同期はコントラバスでプロになったと言うこともあって差は感じていました。
社会人になってからの会う頻度がほぼなくなったのはそのコンプレックスが有ったためかも知れません。
ZOOM飲みでは本当に久しぶりに会ったので近況報告から始まりました。彼の業界もやはりコロナの煽りを受けて中々厳しい状態なのだそうです。
飲みながら話していると私の演奏活動の話にもなるのですが、ありがたいことに彼は私の活動に関して敬意を払ってくれるんですね。こちらが申し訳ない気持ちになるほどです(笑)
そんな話をしながらも、以外な共通点が見つかったりもしました。
二人共副業を始めていたのです。やはり、コロナ禍の危機感による物ですがほぼ同時期に何か新しい事に取り組もうと言うことを思い立ったんですね。
お互いビジネスが軌道に乗ったら協力しようという話で盛り上がりました。その後は中学時代の思い出話で盛り上がり、今度はもう少し大きな規模で飲もうかという話になりました。
以前までと違い、前向きに中学時代のコミュニティに参加しようとする意思があります。そのきっかけが仲の良かった友人であることも、何かの縁であるというか思考の変化が要因かなあと思います。
思えばビジネスを始めたり、空手を始めたり、高校、中学の仲間と絡んだり、大きな変化がたった3ヶ月で立て続けに起こったのです。
思考を変えれば本当に世界が変わるかもしれない…そんなお話でした。