今回の記事は新しく受講を始めた物販に関するセミナーについての備忘録です。

 

 今回のセミナーは基本的に個人事業主としてのビジネスが初めてである人が殆ど有ることもあってビジネスに必要な思考の転換からは講義が始まりました。

 

 ビジネス思考のまず最初の一歩として、雇われ思考からの脱却が重要とのことです。

 

 働いている会社の制度にもよりますが、基本的に拘束時間が一定は決まっていてその間仕事が早く終わっても早く帰ることが出来なかったり、逆に残業代の為に遅くまで残って仕事をしたりということが一般的です。

 

 これは一種のお金を稼ぐ=時間を使うという思考を定着させてしまいます。これが雇われ思考です。

 

 出来る限り無駄を省き最小限の労力で大きな結果を求めるのがビジネスオーナーとして必要な思考なのです。

 

 厳密に言えば最近では仕事の内容に伴った評価を与えるような企業も増えてきていますが、それは別問題として時間をかければ成果が上がるという幻想を持ってしまう事がいけないのです。

 

 ただ、実は起業をするにあたって陥りがちな幻想もあります。それが楽して稼げるという幻想です。確かに軌道に乗ってしまえば殆ど作業に時間をかけず済むようになるためそのような誤解を招くのでしょう。

 

 正確には地道な努力は絶対に必要です。その代わりに揮発しない成果を地道に積み重ねていくからいずれ新たに加えるエネルギーが少なくても成果を得られるようになるのです。

 

 揮発しない成果の積み重ねは、ビジネスによっても何を指すか様々です。

 

 例えばいまこのブログで上げ続けている記事もそれに当たります。コンテンツを毎日コツコツと積み上げる事でそれは情報の豊かさに繋がり、ブログの価値が上がります。

 

 物販ビジネスにおいては品揃えの数ですね。コツコツと品揃えを増やすことによってその店の価値が上がり、利用者が増え、売上が伸びるのです。

 

 この積み上げは一つ一つは小さい物なので目先の売上の多寡を追ってしまうと良くないです。中途半端に労力をかけて途中で投げ出すのが最も無駄になります。

 

 物理学と一緒で止まったものが動き出す時に最もエネルギーが必要になります。瞬間的に大きな力が生み出せないなら少しづつ力を加え続けて動かすのです。

 

 もう一つの大事な思考は自己責任です。これはどちらかというと言い換えた方が分かりやすく、要するに自分の行動を自分で管理するという事です。

 

 目的の設定や行動の優先順位・方針の決定を自分自身で行い、それに対する理解を自らが最も深く持つ事が大事です。

 

 この考えの本当に大事な観点は自分自身の事については自分自身がトップであるという認識であって決して誰かを頼ってはいけないということでは有りません。

 

 時に同じビジネスを営む仲間から知恵を借りたり協力しながら進めていくことは大事です。あくまで自らの判断、決定に責任を持つという事です。

 

 ビジネスに関する思考については今の所以上が私の認識ですが、今後続けていく上でアップデートはされていきます。

 

 その都度新しい認識をお伝えしていきますので楽しみにしていてください。