今回は先日受けたビジネスセミナーのパソコン初心者編でパソコン以外の大事な気付きが有りましたので共有させていただきます。

 

 パソコン初心者というと皆さんはどれくらいのレベルを指すと思いますか?

 

 正直な所私ははっきりとしたラインが分かっていません(笑)だからこそパソコン初心者講座を受けた訳ですが、幅広い考え方が有ると言うことがわかりました。

 

 世代で言えば私は幼少期からパソコンやスマホが手近にあった訳では有りませんが、中学位になればパソコンも家にあったしネットサーフィン位の事は普通にする世代ではあります。

 

 しかし、ビジネスでよく使われるExcel等Microsoft Office等のアプリケーションは殆ど使ったことは有りません。

 

 有りませんというか使ってもかなり使用法が偏っているんですよね。卒業論文の執筆の際のデータのまとめや、現在も計測機器から出力される16進数表記の情報を10進数に直してさらに別の式に当てはめるといった作業では使っています。

 

 普通の事務作業で使うようなスキルはほぼ無く若干コンプレックスにもなっていたので初心者コースを受講しようと思いました。

 

 このように私の中の概念としてはOAスキルが無い=初心者という構図になっている訳ですが、これも一種の偏ったフレームだと言えます。

 

 今回の物販セミナーの参加者の中で、私は比較的若い世代に当たるようです。そうなってくるともはやパソコンに対して無意識レベルの苦手意識を持ってしまう人も居ます。

 

 人によってどの程度まで自力で対応出来て、どこからサポートを必要とするかのレベルの差は大きく開きがあるということですね。

 

 受講してみて意外と空気感として私が想定しているよりも前の段階の方を対象としている気もしていました。そんな中こんな言葉が講師の方から飛び出しました。

 

 わからない所を自分で調べて解決出来る人をパソコン初心者とは言わない

 

 一瞬失敗を感じたというか、どうしようか困ってしまいました。悪い意味ではなく参加している自分にツッコミが入るかもと思ったんですね(笑)

 

 予算の関係とはいえMacBookにWindowsのOSを導入して使う方法を調べて実行するくらいなので講師陣の想定の枠の外かもしれないと思ったんです。

 

 とはいえ、先に挙げたようにスキルに偏りが激しいのは事実ですし、これからの内容で成長は出来るかなとは思っています。

 

 さらに言えば新しい視点も学んだんです。それは

 

 出来ない人の出来ない理由には価値がある

 

 という事です。講師陣の方は上級過ぎて初心者がどこでつまずくかのポイントが分からなくなってしまうこともよく有るんですね。

 

 そうした中で実際に何につまずくかを理解するのは後のサポートの質の向上に活かせるのです。

 

 さらに言えばこの講座でもビジネスの捉え方の要素が垣間見えたのです。物販全体の講座でパソコン講座を受けなければ5万円費用が浮きます。

 

 ではこの5万円分の価値はどこで生まれるのか。1つは個別の手厚いサポートです。

 

 先にも挙げたように一人一人段階の違うスキルに対して共通のカリキュラムを組むのは難しいです。各々のレベルに合わせて教えてもらえる事には高い価値があります。

 

 もう一つが過去の記事でも紹介した面倒の代行です。自力で調べる労力を削減できる事には価値が発生します。特に今回の物販セミナーで必要なスキルに関しては最も最適化された知識を得られるのです。

 

 そしてある意味で5万円の価値のモデルケースも体感できたのは大きいと思います。

 

 恐らく習う内容そのものだけを見ると意外と自力でお金をかけずに習得出来るのではないかとも思えます。

 

 しかし、サービスや労力の肩代わりでこのように価値をつけられるという事を学べました。

 

 この講座は5万円分ですが自分次第でそれ以上の価値を得ることも出来ます。貪欲に頑張っていきたいと思います。