今回はちょっとしたことですが人が成長するってこんな感じなんだなという体験があったのでお伝えします。
私は結構ゲームに関しても深く世界観に入り込むタイプなので案外コスパが良いというか、あまり新しいゲームを取っ替え引っ替え遊ぶタイプではありません。そういうゲームを選びがちという所もありますが、ただプレイするだけでなく考察まで楽しむというのも理由の大きな一因でしょう。
実際の所このゲームの楽しみ方とたくさんゲームを持たない事はコインの裏表のようなもので、世界観に深くのめり込むが故にどっしり後の時間を気にせずにゲームをしたくなるので平日は余りゲームに手をつけない。そのため進行が遅れ結果長く遊べるという点も多分にあります。
とはいえコロナ禍の最中は流石に同じゲームを日がな一日やるのも飽きてしまったしちょっとした息抜きの為の軽いゲームも必要だなと思い新しいゲームを買うことにしたんです。
参考にしたのは以前の記事でも紹介した2BRO.の弟者さんの配信です。
Enter the Gungeonはいわゆるローグライク系の2D弾幕シューティングゲームです。コミカルなキャラクターを操りアイテムを集めながらダンジョンを進んでいく。今までやっていたゲームと異なり、長引いても一時間程度で区切りがきっちりつくのでのめり込みすぎる心配もありません。配信動画でもサクサク進めていたので丁度良い時間つぶしになるだろう程度の感覚で購入しました。値段も安かったですし…
ダウンロードして軽い気持ちで始めたんですが、まあ衝撃を受けました。自分との相性も有るのでしょうがエグいほど難しい…弟者さんは簡単そうにやっていたんですが私がやるとサクサク死んでいく。そして悲しいのがローグライクの性質上アイテムを集めて強化しても死んでしまったら最初からやり直しという点です。
このゲームを始める前にやっていたゲームもダークソウルと言って死にゲーなんですが、そちらはアイテムを入手してしまえば死んでやり直しになっても手元に残ります。そういう感じなら徐々に強化されていく実感が分かりやすいのですが、Enter the Gungeonに関してはそうも行きません。より強い武器もアンロックされてはいくのですが、結局道中拾えなければ無いのと同じ、そのギャップにもなかなか苦しめられました。
なんなら弟者さんにちょっとした逆恨みすらしました。「簡単そうにやりすぎだろう」と(笑)
いえ、そういう思いもほんの少しだけありつつスキルの高さに尊敬の念を抱きました。
因みにこのゲームは初期装備の異なるキャラが最初は4人開放されていて、弟者さんの配信ではそのうち3人で攻略するまでに17回程の負けていました。因みに同じ様に私が3人攻略済みにするまでに負けた回数は180回程度でした。10倍以上です(笑)
絶望的なスキルの差ではありました。しかし、最初のうちは本当に第一階層すらボロボロになりながら下手したら負けてしまっていたのに流石にここまで来るとラスボスまでは安定です。振り返ると始めた当初はクリアは不可能なのではないかとすら思っていたのに大きな成長です。
勿論弟者さんは他にも数多のゲームをやっていることもあり、引き出しが多いことがそのスキルの高さの裏付け担っているのだと思います。対して私はそもそもの経験が不足していたわけです。
ただこの経験は考えようによっては人の可能性を体感したなとも思えました。苦手だといって投げ出すのではなく、回数をこなすことでいつの間にか自分でも気付かないうちに慣れていき、それが成長へと繋がるのです。
ある意味楽しむためのゲームだったからこそ簡単に出来た経験ですが案外これは他の事もそうなんだと思います。
出来ない=嫌いな事とは限りませんそうでないならどんどんと経験を積み上げていきましょう。