現在私はプロフィールにもある通り大学時代の先輩とビジネスを始めています。初めはTwitterの開設を行い、後の顧客となり得るフォロワーを増やす。といった地道な作業からコツコツと進めています。

 

 世間がコロナ禍によって混迷を深めていましたが、自分も新しいことを始めようとい思考を変えることで、入ってくる情報が変わりました。今自分に何が必要なのかを理解する事でそれに関する物事が目に入るようになってきたのです。

 実際Twitterに関してだけでも、今までは個人ではアカウントを持っていてもフォロワーを増やすというような情報には目が行かなかったのに、どのような人がフォロワーをたくさん獲得しているのかであったり、さらにどんなツイートが注目を集めるのか等分析をしながら見る視点を持った事で見え方が違うというような変化があります。

 

 そして今回お伝えする事は似たような効果がありますが必要に駆られるということで起きる視点の変化についてです。

 

 先日のこと、ビジネスに使うコンテンツの一つとしてコーチングという業界方達にインタビューを行い、業界の紹介をまとめて発信するということが決まりました。

 

 インタビュアーは私です。今まで本格的なインタビュー等学んだ事はありません。まずは、先輩に紹介してもらった本を読んだり自分でインタビューのコツ等を調べたりしました。最初の相手は先輩なのでそこまで鯱張る必要は無いにせよ、かなり必死です。

 ここで生まれた思考は自分でポイントを作るということです。特に何かをする予定も無くただインタビューについて調べるだけだったなら、検索した一番最初のページを読んで分かったつもりになっただけで終わりでしょう。しかし、今回は実践をしなくてはいけません。分かったつもりになっただけでは痛い目を見るのは火を見るより明らかです。一刻も早く自分の中に消化しないといけない。

 こうなると面白いもので如何にして自分の中で必要な要素を見つけるか、または解説を分解して理解するというような能力が伸びます。余談ですが検索の一番上にある情報が役に立つとは限らないという事も身をもって学びます。

 

 インタビューを行った後のことについても考えが巡ります。録音はするにしてもその後の展開をどうするのか。文字起こしをするのか、音声をそのまま公開するのか、文字起こしをするならどのような手段があるのかなんの媒体で公開するのかそういった事にも意識が向きますし、またそれら全てを同時並行で処理も出来ないので優先順位付けも必要になってきます。

 

 ここまでで紹介したような能力がすぐに発揮されるかといえばそうではありません。しかし、この新しい仕事を続ける事でまた新しい能力が磨かれることは間違いありません。

 

 以上のように必要に駆られるということは達成に向けての能力向上に役立ちます。しかし大事なのは頭で必要だと思うだけでは駄目だということです。何か嫌なことから逃げるということでもこの必要に駆られる事で得られる効果は確かに見込ないこともないのですが、やりたいという前向きなモチベーションの方が圧倒的に良い効果を生みます

 

 自分のやりたいことを見つけ、見つけたら躊躇なく踏込んでやらなくてはいけない状態を作る事が成功への第一歩です。