以前書いた記事で紹介した心と身体の関係について、また新たに体験したエピソードが出来ましたのでお伝えします。

 

 因みに皆さんは闘争か逃走反応で体調に影響が出た経験はあるのでしょうか?例えば何かとても腹立たしい時に熱が出たり、手が震えるといった症状です。

 実は私はこの反応がかなり強く出てしまう傾向にあるらしく、怒りに限らずですが感情に強い負荷が掛かった時にはっきりと自覚できるほど頭に血が上り、手が震えます。その状態だとスマホに文字を打ち込むことすら難しくなります。

 

 ついこの間、大学時代の先輩と呑んだ時にふとこの話をしてみたんです。その時に教えてもらったことがこれです。

 

生成されてしまったアドレナリンは筋トレ等で消費しないといけない

 

 深呼吸や瞑想等はアドレナリン等の生成を止める事は出来ますが、既に体内を巡り始めてしまったものは運動するなどして消費しない限り残ってしまうということです。

 元々短期的に強い力を発するために他を犠牲にしている状態ですから、長引く事はストレートに健康に悪影響を及ぼします。そのために筋トレ等で実際に力を発揮させることでアドレナリンを使い切らないといけません。

 

 なるほどと思いました。言われてみれば自分は殴り合いの喧嘩等もほぼ経験することなくアドレナリン等の発散法を知らなかったんです。今度そういう事があった時は筋トレを実践しようと思いました。

 結構実践をする機会は早く来て、というか以前の記事に書いた熱中症が治りきっていなくて気が立っていたのもあって、爆発的ではないにせよイライラが溜まっている状態だったので、筋トレで発散してみようと思ったのです。

 

 その時は腕立て伏せをしたのですが結構パワーが出ました。ゆっくり下げた後に身体が浮く勢いで一気に上げるというGACKTとかがやってるタイプの腕立て伏せがホイホイ出来たのです。しかし問題がありました…

 

 勢いが続かない

 

 それほど激しい怒りとかでもなかったのが原因かもしれないですが、瞬発的には動けども長時間持続しない…しかもどうやらアドレナリンの消費がきちんと終わっていないようでへたばって止まったら止まったで半端に闘争か逃走反応の症状が戻ってきてしまう状態でした。

 

 筋トレのための筋肉が必要だ!

 

それが今回得た一番の学びです。実際メンタリティ的に下がって更に体調も…というような負のスパイラルを止めるのにも有効です。皆さんも筋トレしましょう。