炎上というと何をイメージしますか?最近ではSNSでの騒ぎの拡散を指すことが多いのでは無いでしょうか。皆さん自身が巻き込まれた事は無くても目に入ることはよく有ると思います。当事者だけでなく、関係ない人も何故か騒いでいる状態なので結局根本が分からない場合がほとんどで何かが良い方向に行くことはまずありません。出来ることなら炎上とは関わりのない人生が良いのです。
今回はSNSで起こりやすい炎上から身を守るための考え方をお伝えします。
第一に理解して頂きたいことは炎上に関わる事は無意味だという点です。身も蓋もない話ですが基本的に何が起こっているかと言えば元を辿れば大体にして下らない諍いです。高尚な話であったらあったでSNS上で語り合って効果的な議論など出来るはずもないのですから別の場を設けるべきです。いずれにせよ自分が見かけた媒体のみで深い話をすることはまず不可能なので不要な労力は割くべきではありません。
もし仮に周辺で炎上が起こった時に考えなくてはいけないことは自分に関係があることかを把握することです。基本的に身に降り掛かってしまう火の粉は払わねばなりません。場合によっては法的な対策を講じなくてはいけないのでまず自分との距離感を把握します。
ここで自分に直接関係が無いことであればもうその件には目を向けないほうが良いと思います。しかし時には自分の関心事が争点になっていたりして目を瞑ろうにも気になってしまうこともあるでしょう。その場合は争点の本質を把握することに重きを置きましょう。
具体的に行うこととしては、問題の発端と当事者の発言のみを探し出し、流れに注目して分析するということです。
基本的に炎上で関わりのないのに騒いでいる人達はそれぞれの感性で物を評価しているので意見を取り入れたところで論点がブレて本質が隠れやすいのです。その点を考慮に入れておけば少なくとも流されるという事態に備えることが出来ます。
そして最もやってはいけないことは関係ない立場から直接当事者にコメントを投げつけることです。SNSという性質上人目につくところで議論をしているし、コメントも投げかける事も出来るのですが、基本的にそれは悪い結果しか生みません。普通の会話で想像してもらえば分かるのですが、話している横から他人が声をかけるのは邪魔でしかないですよね?建設的な話を望むのであれば尚のこと当事者に無駄な対応やストレスといったリソースを使わせるべきではないのです。まとまる話もまとまらなくなります。意外とこれは考えが抜けやすいのか時にはやりがちな人が多いです。自分の意見は自分のページで述べるに留めましょう。
最後に理解して頂きたいのは炎上の構造についてです。基本的に何か炎上している時には問題の当事者と周りで騒いでる人がいます。騒いでる人に関しては大体賛否で勢力を作り、時には当事者そっちのけで争っています。この騒いでる人は概ね3タイプに分類され、「善意はあるが行動のとり方を知らない人」「論点がずれている人」「叩くことが目的の人」です。
「善意はあるが行動のとり方を知らない人」は純粋に問題に対して憂いを抱えているのですが、正しい行動の仕方を知らずに当事者に自説を伝えようとしている人です。
もし、知人がこの状態になっているようならこれまでお伝えしたポイントを共有してあげましょう。自分が賛同者、そうでなくてもその方の自説を理解してあげるということもしてあげればメンタリティ的にもその騒ぎから距離を置きやすくなります。
厄介なのは「論点がずれている人」「叩くことが目的の人」です。この層は「善意はあるが行動のとり方を知らない人」をどちらかの層に引きずり込みます。
何度も述べているように建設的な解決とは反対に位置するので基本的に存在意義はなくただ迷惑な存在です。また基本的に悪感情を与えるので心の健康を考えると聞く耳を持たない方が良いのですが、時に言っている事の一部は正しいことも有り、言っていること全部を突っぱねると間違った行動に誘導されてしまうことがあります。
このように炎上というものは当事者間で冷静に議論すれば済む問題を外野が引っ掻き回してただややこしくしているということなのです。これを理解していれば好きこのんで炎上に身を投じることもないはずです。
今回の記事は書いていてだいぶ負のオーラが出てしまっているような気もしました。しかし炎上に関わるということはこのように良いことがないのにこのご時世では意外と身近です。ある種この嫌な空気に臨場感を持てば、足を踏み入れたくもなくなると思います。
皆さんもお気をつけください。