昨日医療従事者の方々への感謝の意としてブルーインパルスが飛んでましたね。
私も職場から昼休みの時間に見ました。天気も相まってとても印象的な瞬間を味わう事ができました。
私が小さい頃はよく祖父に連れられて航空ショーを見に行っていました。子供心にアクロバティックな飛行をするブルーインパルスに胸が踊ったものです。
最後に見に行ったのは何年前の事だったか…下手したら20年くらいぶりに見る生のブルーインパルスでした。
ああいった光景は何故心が動かされるのでしょうね?極端に簡略化するとただ飛行機が飛行機雲を残して飛んでいっただけな筈なのに。
そんな事を考えながらTwitterを覗いていたら「緊急事態宣言を乗り越えて人が青空を見上げると飛行機雲が走っている」という構図がまるで映画のラストのようだという趣旨のツイートを見かけました。
その呟きを読んでまたそういった視点で振り返ると思い出す光景に違った彩りが加わり思い出がより趣き深いものになりました。
また自分と違う視点が入ったことで自分自身が何故あの光景に心が震えたのかも分かりました。私はブルーインパルスの飛行を通して子供時代の祖父との思い出やその時の感情を呼び覚まされ心動かされていたのです。
同じものを見ていても人によって感じ方が違う。当たり前のことですがそれを知った上で、他者の様々な感性を自分に取り入れると自分自身の目に映る物や受け取る情緒が豊かになります。
何か物事を楽しみたいときには気の合う仲間と色々な視点を語り合うのが良い。そんな事を考えた今日この頃でした。