このブログのタイトルにもなっているフレーズ皆さんはピンとくるでしょうか?

 

プロフィールにも少しだけ書いてありますがこの

”息抜きのあいまに人生”と言う言葉は漫画の中に出てくるフレーズです。

 

「究極超人あ〜る」は週刊少年サンデーにて1985年〜1987年に連載されていた学園コメディで、とある高校に謎のアンドロイドが転校してきて「光画部(いわゆる写真部)」に所属し学校全体を巻き込んでハチャメチャな学園生活を送るというのがざっくりとしたストーリーです。

 


 

このフレーズが出てきたのは作中では新年度、新入生を部活に勧誘している最中のことです。

 

野球部に期待の一年生が入るのでは?という情報を光画部が掴みます。

 

期待の新人は既に中学時代に全国大会で優勝を果たすほどの実力者、誰もが野球部に入り、甲子園を目指すものだと疑わない人材です。しかしなにやらまだ入部届は出していない様子。その新人君の心のスキを突き、光画部は「おもしろい新人が欲しい」というだけで掠め取ろう言うのです。

 

詳しくは割愛しますが、歴代最高峰のトラブルメーカーの光画部前部長の強引な口車によってその新人をかけた野球部との対決となります。新人君は野球部側で。

 

真剣に試合を行う野球部と新人君に対してのらりくらりと本気なのか分からない光画部の面々…

光画部不利かと思われたタイミングで突然彼らはタイムを取り、真剣な面持ちで円陣を組みます。

 

野球部のメンバーは相手が取りうる作戦を想定し対策を練ります。

しかしそれにしても作戦会議が長い…何をそんなに練っているのか?

痺れを切らして彼らの様子を見に行くとなんとそこでは……

 

円陣を組んで棒倒しをやっていた!

 

「何をやっているんだあんたたちはっ!?」

当然怒りますよね?しかしそんなことは光画部前部長どこ吹く風

 

「人生には息抜きがというものが必要だぞ。」

 

これには流石に新人くんも

「あんたたちは、息抜きのあいまに人生やってるんだろう!!」

と叫ぶのでした。

 

終始この調子で自分たちの楽しさに向けて全力投球をしている光画部にペースを乱され続け、哀れ野球部は敗北を喫します。

 

野球部側から見るとたまったもんじゃないと思いますがこれを読んだ時「こんな学生生活楽しそうだな」と強く思ったのを覚えています。

 

 

 

実をいうとこの漫画の連載当時は私生まれていないんです。

親が持ってたコミックスを読んだのですが既に連載終了から10年ほど経って居るにも関わらず古臭く感じることはなく鮮烈に印象が残ったのです。

 

なぜそんなに印象に残ったかというなら、きっとこの漫画は時代の流行り廃りとは違う、「心に刺さる」何かがあったのだと思います。

 

そして最近新しく自分が一歩を踏み出すにあたってこのフレーズが頭に流れたのです。

 

何故あの時自分はこの漫画に心惹かれたのか、今振り返るとこう思っています。

 

「今この瞬間楽しみたいことに全力を注ぐ事に魅力を感じた」んです

 

この野球部と光画部の対決の話には続きがあって、実はその新人君は野球より前から華道をやっていて、光画部に入ったら入ったで自分の作品を写真に写して記録と研究にするという前向きな成果も得ているんです。

 

結果として振り回されていた時は別として光画部と新人君はWinWinの関係になった訳ですね。

 

ここまでストーリーの説明も含め長々と語ってしまいましたが、何を言いたかったかというと、このブログのタイトルにはどんな意味が込められているかと言うことです。

 

「息抜きのあいまに人生を」とはつまりは心赴くままに楽しむことに全力を注ぐという私の人生のテーマです。

 

これからこのブログでもそれこそ趣味だったり、仕事だったり、人生を楽しむ為の色々を発信していきますので、お楽しみに!

 

以上ベルトロでした。