ところで、第1条でお話しした通り、「ワンポケット原則」を守ることで「情報のありか」が特定されるので、探す時間を大幅に短縮できます。
「手帳のどこかにお目当ての情報がある」ということが予め判っているだけでも凄いことです。
1秒でも速く「必要な情報」を見つける。
それだけで、仕事の効率は格段にあがります。
ストレスも激減します。
探しモノの対象となるのは古い書類とか古いメモではありません。
比較的最近使った書類や、最近メモした内容を探すことの方が圧倒的に多いはずです。
つまり、最近書いた手帳のメモをサクッと一覧できれば、素早くお目当ての情報に辿り着けます。
そう考えると、手帳の紙面は広い方が断然有利です。
この点、A4サイズのノートでは、見開きがA3サイズの大きさになりますので、かなり多くの情報量を一覧することができます。
ポケット手帳と比べるとよく判ります。
なんとA4サイズのノートでは、ポケット手帳の8ページ分の情報を一覧することができます。
デッドスペースが少ないので実質的にはもっと広いでしょうね。
しかも、小さな手帳では、何ページもパラパラとめくらなければならないのですが、A4ノートではめくる動作が圧倒的に少ないので、数分の一のアクションで見つけられます。
パラパラめくらずとも一目で探せるというのは、もの凄いアドバンテージです。
新聞紙を広げて、「記事の見出し」を手繰っていって、あっという間に目的の記事、関心ある記事をみつける感覚。
そんな感覚で、探したい情報を見つけることができます。

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