大は小を兼ねると言いますが、ここ20~30年は逆転現象が頻発しています。
小が大を兼ねています。
最初のきっかけは、今となっては懐かしいソニーのウォークマンでしょうか。
あれから、ありとあらゆるものが、高性能を維持しながら小型化されてきました。
これらはIT技術の進歩に依るところが極めて大きいですね。
タブレットやスマートフォンの急速な普及にも、超高性能なコンピュータ機器を小型軽量化できたことが貢献しています。
しかし、紙については、「大は小を兼ねる」という法則が、未だに普遍的な事実として通用します。
「ホイポイカプセル」のように、ポケットに入れる時にはA10サイズに縮んで、取り出すとA3サイズに伸びるような画期的な「紙」が開発されれば、話は別ですが・・・。

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*ホイポイカプセルとは、物を粒子状に変換し、数センチ程度のカプセル内に収容できる道具。アニメ「ドラゴンボール」にて登場する架空の道具。ブルマの父親であるブリーフ博士によって開発された。