前回お話した「仕組み」は、口で言うと簡単なのですが、現実には厄介な問題に直面します。
それは、<第二領域>に貼られた「付箋タスク」の処理が、実は遂行困難な項目が多いといういことです。
<第二領域>に帰属するような項目は、実は、ほとんどの場合、時間がかかるものばかりなのです。
これは、ゆるベジ料理研究家「浅倉ユキ(あな吉)」さんが仰るところの「お化けフセン」に相当します。
あな吉さんが仰るとおり、所要時間を付箋に書きこんでみることで「お化けフセン」かどうかがわかります。
そもそも、「時間が算出しづらい」点が、「お化けフセン」の特徴だそうです。
正体をあきらかにするため、フセンを細分化する。ひとつひとつの時間が想像できるようになるまで、さらに細分化を繰り返す。
そうすることで、遠くからは「お化け」に見える柳の正体は、たくさんの「やるべきこと」という葉っぱの集合体であるということが判明します。
この辺りは、「あな吉さんの 人生が輝く! 主婦のための手帳術 」に、とても詳しく、それでいて分かりやすく説明されていますので、一度お手にとってご覧になってみてください。
ちなみに、4つの領域に貼り付けられる項目は、仕事上の項目や、自己啓発、プライベートの項目等、色々なものがあるはずです。
とりあえずは、付箋の色分けのような面倒なことはせずに、作業台上の4領域のいずれかに貼りつけてみてください。
その上で、スケジュール表に落としこむもよし、仕事用のA4ノート紙面に貼り付けるもよし、プライベートの手帳に貼り付けるもよし。
あなたが取り組みやすいように工夫してみてください。
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