
一般的にログハウスの種類は、大まかに分けて3種類。ハンドカット(フルログ、カナディアンともいわれる)、ポスト&ビーム、マシンカットログハウス。ANA-LOGで取り扱っている商品も、この3種類。それぞれ一長一短あるけれど、同じログハウスと言えど、その特性がかなり違う。
かいつまんでではあるけれど、それぞれの解説をしてみよう。
まず今日は、ハンドカットログハウス。ほとんどの人が、ログハウスと言えばこの形を思い浮かべるのではないだろうか。実際、ログの使用量から言っても、キング オブ ログハウスといっても過言ではない。その良さと言えば、大径丸太の持つ力強さが、そのまま家の強靭さとなって伝わってくる迫力。曲線がおりなす室内のやわらかさ。外壁、断熱材、内壁が一本の丸太によって構成されるシンプルさ。木本来が持つ、抜群の調湿性。また、丸太同士を釘で固定しないので、免震構造となり、耐震性においても高いポテンシャルを持つ。そして、なによりも所有欲を満たしてくれる趣味性の高い外観。
でも、デメリットもいくつかある。まず、丸太は乾燥により痩せるというところ。丸太が痩せてゆくことにより、木組みの交点に隙間が生じたり、建具の開閉に問題が生じたりする。また、乾燥により丸太にクラックが生じ、そこから雨水を引きこむ原因になったりする。木は優れた外壁材ではあるけれど、メンテナンスが必要であること。ほうっておくと、カビや腐れの原因になったりするので、定期的な塗装が必要になる。
木の痩せに関しては、ログビルディングの技術向上により、ずいぶん改善はされてきた。きちんとしたメーカーや経験者のバックアップがあれば、生活する上において支障をきたすようなことはなくなってきた。それでも、塗装の件も含めて、メンテナンスは欠かせない。
と、良し悪しの意見は分かれるところだが、かくゆう僕も、このハンドカットログハウスに魅せられて、この業界に飛び込んだ一人。メンテナンスも、家を育てるつもりでやれば、10年後20年後にきっと答えが返ってくる。ハンドカットログハウスは、住む人の意識によって、どんどん素敵になってゆく家だから。