漫画家の一峰大二さんが、去る11月27日にお亡くなりになりました。
今回は、追悼の意味を込めて、一峰さんのオリジナル作品「電人アロー」を、ご紹介させていただきます。
発行日 昭和40(1965)年10月17日
品番 M-26
当時価格 280円
シート形式 両面モノラル 17cm 1枚
トラック数 2(歌1曲 ドラマ1本)
ジャケット総ページ数 16ページ
ドラマ出演 矢島正明(アロー) 加藤みどり(利夫) 太田淑子(めがね) 矢田耕介(スパイ)
ドラマは、「秘密兵器 エネルギーガン」。
秘密兵器研究所から、鋼鉄を破壊してしまうエネルギーガンが、スパイの手に奪われた。
飛行機や戦車も破壊する威力を持つエネルギーガンに、アローは、どう立ち向かうのか?
アローは、利夫少年の持つ信号銃の電波に呼び寄せられ、ロケットに乗ってやってくる。
上の写真は、アローの構造図。
この作品は、雑誌「少年」に昭和39(1964)年9月号から連載された。
当初からテレビアニメ化を前提にしており、田辺製薬をスポンサーに、東京ムービーがパイロットフィルムを製作したが、放送には至らなかった。
シートには主題歌も収録。作詞は、一峰氏による。
歌とドラマは、ほぼ連続した形で収録されているため、全体のトラック数は、A面とB面の2つだけとなる。
また、スパイ役の矢田耕介は、矢田耕司氏の旧名である。
ソノラマでは、一峰氏の野球漫画「黒い秘密兵器」もシート化していた。
一峰大二さんのご冥福をお祈り申し上げます。
構成・解説 音盤亭ソノ太郎
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月1回だけになりますが、引き続きお楽しみください。
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