先日、日本橋の店が創立50周年とかで、ラジオ技術社の
後援で、本や真空管を販売していました。
時間もなかったので、ざっと見ただけですが、私が持っていて、
多分自宅の何処かにある(おい!)、ラジオ技術の1979年7月号が
あったので、買ってきました。
この本の記事に、”マランツ#7新旧物語”という、故浅野勇先生が
Model7kを、なまじっか良く知っているために配線を自己流でやったら
クロストークがひどく、ワイヤリングをやり直した、という、記事が
載っていたのですが、その記事の中で、
私がマランツの名前を知ったのは、1954年の秋の事だたと記憶しています。
という記載があり、初めて読んだとき、
へぇ、日本に、その頃から名前が知れていたんだ。
と、妙に感心しました。で、後に、
右の、電波技術の臨時増刊号を手に入れたのですが、その中に、
御存じ、今はなくなったのかな?、テレビ音響の広告があり、
マーランズ社3球プリアンプ
が載っており、
しっかり、回路図まで載っていたのには、驚いたものです。
ちなみに、この本の”No.2"も出ており、それには、Marantz#2、
パワーアンプの回路図が載っています。
そういう意味では、リアルタイムで、日本に情報が入ってきたといえ、
感心しました。
ちなみに、米国の雑誌、”Audio"の最初の頃のMarantzの広告には、
Write for Complete Details:
s.b.marantz 44-15 XXXXXX Boulevard,XXXX XXXXX
と、書いているのですが、これって、マランツさんの自宅住所ですよね?
確か、1955年1月号の新製品紹介に”AudioConsolette”が、6月号の広告に
#2が掲載されていたはずです。


