今回のE84L(EL84)のアンプは、プリント基板で作るんだ、と、書きましたが、実は、最初のアンプを作った時、

こんな感じで、小、中、大の、同じパターンの基盤を作っていました。
で、

ケースには、MT管のソケットだけ見えるようにして、抵抗はプリント基盤の上、コンデンサは下から半田付けしようとしています。
こんな作り方は、邪道だ!!
と、皆からの罵声が聞こえてくるのが分かりますが、
前に、

という、2192C型の回路図を載せましたが、よ~く、見てください、点線で囲った部分があるのが、わかります。そうです、
伊藤先生のEL34PPアンプの元の2192F型は、増幅段にプリント基板を使っている
のが、現実です。手持ちの2192C型の写真では、

てな感じで、交換する機会がほとんどない抵抗は基盤の上から、定期的に交換する必要のあるコンデンサは、基盤の下から半田付けされているのが分かります。ちなみに、2192G型も、ほとんど同じです。
伊藤先生のような、腕のある方が組むと、立体的な手配線の方が狭い場所で組むことが可能ですが、「やさしく作る」と考えると、プリント基板の方が、ある意味、製作は楽です。
ちなみに、その頃、プリント基板製作に凝っていて、

こんな、DynacoのStereo70用の基盤も作りました。
そんなこんなで、

こんな感じになるのかな、と、思います。入力コネクタは、やはり、

これだろ、と、これを使わなければ非難が出そうですが、プロトタイプだし、


と、CANNONコネクタを探してたら、

が、見つかったのですが、とりあえずは、手持ちの多いJAEの小型を使おうかな、
と、思います。