特性が良い=音が良い ではありませんが… | Analog of Magic もみじとクラフトマンのblog

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アナログ回路を中心とした話題をお届けします。

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AoMのアンプは測定データを細かく公表しています。

これは最低限必要なことだと思うので公開しているのであり、

測定結果が良いからといって音が良いと考えているわけではありません。

ただし、測定結果が悪いものの音が良いということはまずありません。

(人によっては、好みである場合はあるかもしれませんね。)

 

優秀なTHD+Nや周波数特性などは、音が良いアンプを作るために必要なことのひとつです。

これができていなければ、入力された信号に忠実な出力は得られません。

 

音の良さは、設計者の腕(知識や経験)と耳の良さ、そして製造者の腕(はんだづけの条件や管理)に大きく左右されます。自身も楽器の演奏をし、100円~500万円以上の色々なオーディオ機器を聞き、録音をすることもあるAoMの中の人はそれなりの経験を積んでいますので、耳は良い方かと思います。

 

しかしそれだけでは、目指すものは形になりません。それを形にするだけの知識や技術が必要です。

また、それだけの試聴をし時には購入し、本や学校で勉強するには、やはり好きという気持ちが不可欠です。

嫌いなものは続きません。

 

 

電子回路は人を裏切りません。

その結果の一部が、優秀な特性というわけです。

 

もみじさん