4極ジャックを用いたGND分離はとても使い勝手が良くおすすめです。
Zwei Flugelの3.5mmジャックモデルでも4極ジャックを用いて回路内からGNDを
わけていますが、この端子配置はプラグの先端からL・R・L GND・R GNDとなっています。
この配置の場合、3極のプラグをそのまま接続することができます。
つまり、とりあえずヘッドホンを改造せずに使ってみて、より良い音を目指したくなったときに
4極プラグがついたケーブルに交換する、といった使い方ができます。
4.4mm5極のプラグは大きくて邪魔だし値段も高い、使い勝手もいまいち…という人(私)には
3.5mm4極ジャックによるGND分離はとても良いものです。
Zwei FlugelのGND分離は、GNDをジャックで分けているだけではなく、回路上でも明確に分けています。
GND分離は、電流の流れを考えるとただ単に左右のGNDをとにかく分ければ良いわけではなく、
また電源から出力端子まで最短で2本結べばいいわけでもありません。
Zwei Flugelでは電流の流れを十分に考え設計してありますので、左右の分離がとても良く聞こえます。
また、バランス出力と比較すると最大出力はどうしても小さくなりますが、
信号が通過する増幅回路がバランスより少ない分、より自然な音になるはずです。
というわけで、3.5mm4極ジャックのZwei Flugelおすすめです。
これまでのGND分離アンプやバランスアンプで満足できなかった人にも、
音的に一度試してもらいたいアンプです。
(私個人のアンプと見た目そっくりになっちゃったなぁ…)
4.4mm5極ジャックのものも、バランス環境から簡単に移行できて良いですけどね。
なお、こちらで使っている4.4mmジャックは日本ディックスさんの正規品です。
コピー品も出回っているので、お気を付けください。
もみじさん
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