Hi!!もみじです。
ヘッドホンのバランス駆動はコネクタの規格が乱立しているため、
どうしても変換ケーブルが必要になる場面が出てきます。
しかし、音に癖が強いものや、音はそれなりに良くても
価格やつくりがネックになるものも多いように思います。
自分でつくるにしても強度が出せなかったり、
電線やコネクタがなかなか決まらない人も多いはずです。
これはポータブル用のラインケーブルも同じような状況だと思いますです。
癖の少ないアンプにはできるだけ癖の少ないケーブルを合わせてほしいのですが、
なかなかそのようなケーブルは見つかりません。
怪しげなケーブルを買ったり自分で組み立てたりするより、
ベルデンあたりのケーブルを使うほうが無難な状況です。
ベルデンもすごく良いケーブルたくさんありますけどね!
(私は88760が苦手で、8412をたまにマイクで使っています。)
私はポータブルで使うケーブルはほとんど自分で用意しています。
基本的にお分けすることはないのですが、最近製作して評判が良かったものや、
欲しいと言われ複数製作することになったケーブルを数点ご紹介します。
20cm以下のケーブルでは、長さの誤差はどれも数mm以下です。
・4.4mm5極プラグ→XLR4極メス(たぶん18cm・無鉛はんだ)
vier flugelと、SENNHEISERなどで採用されているXLR4極のケーブルを
つなぐための変換ケーブルです。
大きな電流が流れる箇所なので、できるだけ断面積の大きな電線を使用しています。
ケーブルを強く折り曲げたときにメッシュチューブが端から抜けてくるのは
故障・破損だと思っているので、抜けてこないよう丈夫なつくりにしてあります。
・4.4mm5極プラグ→2.5mm4極ジャック(17cm・無鉛はんだ)
AK向けのケーブルを接続するとき用です。
基本的な構造はXLR4極版と同じです。
2.5mmジャックのスリーブは極力露出しないようにしています。
・3.5mm3極→3.5mm3極(15cm・無鉛はんだ)
携帯音楽プレーヤーとアンプをつなぐためのラインケーブルです。
15cmより長く見えるのは、プラグ先端が定規より高い位置にあるためです。
電線は隠し持っていた、内部で右chと左chが別にシールドされているものを使用しています。
使用時に毎回同じ向きで接続できるよう、 一番下の一本はスリーブの一部に着色しています。
(ローレット加工してある間の部分。)
中に使用している収縮チューブの色はわけているので、もし着色した部分の色が落ちてしまっても
スリーブを開ければ判断できるようにしてありますが、上二本のようにしたほうが良いですね。
癖の小さなケーブルや質の高いケーブルがほしいけれど見つからないという方や、
丈夫に作る自信はないという方、どうしてもの場合はご相談ください。